神田うの、独立の理由を激白 人生を変えた娘の存在「わがままだった私を変えました」

気になる人にスポットを当てるインタビュー企画。今回は、14歳の時から約31年在籍した所属事務所を6月末で退所した神田うの。気になる退所の理由や約31年の芸能生活を振り返り思うこと、また、今後の仕事や生き方を聞いた。まずは、なぜ事務所を辞めたのか。

事務所を退所した理由を語る神田うの【写真:荒川祐史】
事務所を退所した理由を語る神田うの【写真:荒川祐史】

31年の芸能生活を振り返り後悔も…「代表作みたいなものを残せたかも」

 気になる人にスポットを当てるインタビュー企画。今回は、14歳の時から約31年在籍した所属事務所を6月末で退所した神田うの。気になる退所の理由や約31年の芸能生活を振り返り思うこと、また、今後の仕事や生き方を聞いた。まずは、なぜ事務所を辞めたのか。

「会社が名前を変えるということになり、そこで新たに契約をしないといけなかったんですね。その時に新たな気持ちで、とはなれませんでした。直感的に違うなと思いました」

 直感的に感じた「違う」とはどういうことか。

「事務所が新しい社名になった時、今まで私がいた事務所とは違う事務所になってしまうのかなと思ってしまいました。私は、若い時のように仕事をバリバリやっていた時とは違い、今は子育てがメイン。今は母親でいることがメインの人生です。今の私はバリバリ仕事します、タレントです、という感じでもないです。たとえばインスタグラムも自分でやっていますし、スケジュールも昔みたいにキツキツではないです」

 母として生きることが今の人生の中心にある。事務所退所のきっかけの1つという。うのは、母としての生活の一端も紹介してくれた。

「毎朝5時半に起きて、朝食を作って娘に食べさせ、バレエのお稽古もさせて、その間にお弁当を作ってという日々。その後、仕事や娘関係の集会があったり、終わって夕ご飯も作る。朝と夜は戦争です。今の私が事務所にいても戦力にならず申し訳ない思いもありました」

次のページへ (2/3) 退所した事務所の社長へ感謝「芸能界の父。私は他の事務所では通用しなかった」
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