憧れはG-DRAGON TikTok100万回再生→衝撃デビュー…新星kiceが刻むソロアーティストの矜持
新進気鋭のアーティストが、今月4日に待望のソロデビューを果たした。彼の名前はkice(キス)。クリアなハイトーンボイス、そして自身で作詞・作曲も担当する楽曲を武器に、1stデジタルEPリリース、4月には1stデジタルシングルリリースと1st主催ライブの開催が控える。等身大の思いを代弁し、聴く者の共感を呼ぶkiceの素顔とは――。

【前編】ハイトーンボイスの新星が紡ぐ“等身大”の音楽
新進気鋭のアーティストが、今月4日に待望のソロデビューを果たした。彼の名前はkice(キス)。クリアなハイトーンボイス、そして自身で作詞・作曲も担当する楽曲を武器に、1stデジタルEPリリース、4月には1stデジタルシングルリリースと1st主催ライブの開催が控える。等身大の思いを代弁し、聴く者の共感を呼ぶkiceの素顔とは――。(取材・文=小田智史)
――BMSGやLDHへ楽曲提供をしている新進気鋭の作家・SASとタッグを組み、待望のソロデビューが決まりました。
「ソロでやりたいとはだいぶ前から言っていて、毎月自分なりにデモを作って、今の担当の方に聞いてもらって、データを送ったりしていました。、少しずつ進めていこうとなったのが約2年半前。ようやく世間の人に自分の楽曲を聴いていただけるところまできたので、率直にうれしいです。ただ、グループとしてやっていたのとは異なり、ソロアーティストということで、自分の力がより大事になってくるというか、自分がどういったことをやりたくて、どういった音楽をやるのかがすごく大事。そこに対する自覚は強くなっています」
――もともとソロへの思いは強かったですか?
「(韓国ボーイズグループ)BIGBANGのG-DRAGONさんにはすごく影響を受けました。最初にグループとして活動しているBIGBANGさんを知って、そこからG-DRAGONさんのソロの楽曲を聴いてどんどん好きになって、自分もいつかソロでアーティスト活動をしたいと思っていました」
――昨年8月にTikTokに投稿した楽曲『ボイスメッセージ』が100万回以上の再生を記録し、デビュー前にバズる形となりました。
「『ボイスメッセージ』は一番最初に作った曲で、自分としても思い入れのある1曲です。その曲がいろんな方に届いて、多くの反応をいただけたのは素直にうれしいです。作った時には、こんな未来は想像していませんでした。知人からも『この動画いいね』『この楽曲いいね』と連絡がきました。去年の25歳の誕生日の時に、『25歳の年は100万回再生する楽曲を作ることが目標』と言っていたので、それを達成できて良かったです。でも、この1曲だけじゃなく、もっと自分のことを知ってもらって、楽曲を聴いてもらうために、いろんなことをしていかなきゃいけないないと思っています」
――『ボイスメッセージ』の“聴きどころ”を教えてください。
「フック、サビの部分に力を入れました。イントロのサウンドも、一緒に作っていただいたビートメーカーの方と話をしながら進めて、1個の音に対して自分のこだわりがあるし、作詞・作曲した最初の楽曲だったので、この曲で『相性がいい』と思ってもらえるようになりたい、良い作品だと思われたいという気持ちで、すごく頑張った記憶があります。何回も書いて、何回も録音して、何回も修正しました。聴きどころはもう全部(笑)。一文字一文字しっかり聴いてもらいたいし、一音一音しっかり聴いてほしいです」
――楽曲から“優しさ”が伝わってくる感じがしました。
「本当ですか? 『見た目と違う』『イメージ違うね』とよく言われます(笑)。かわいいと言われるのは、実はあまり好きじゃなくて(苦笑)。やっぱり、男らしく、カッコよくいたいです」

楽曲は自分の経験をもとに制作
――3月4日には、『ボイスメッセージ』も収録された1st. Digital EP『Starlight』が配信リリースされました。
「これまで楽曲を作ってきた中で、『これが表題曲』というものが自分とビートメーカーさんの中でなかったので、そういう曲を作りたいねという話になりました。『Starlight』は結構激しいサウンドで、題名はそのまま“星光”の意味。人はやっぱり感情の起伏が絶対にあるものだし、いい時・悪い時、ネガティブな時・ポジティブな時があるはずです。ポジティブな時は何していても楽しいと思うし、何を聴いてもよく聴こえるし、何を食べてもおいしく感じると思うんですけど、ネガティブな時にすることだったり、聴く曲で自分の感情は変わる。夜に落ち込む人が多いと思っているので、自分の挫折だったり、失敗したことだったり嫌だったことを、自分の経験をもとに書いています。
曲を聴いて元気が出るだけじゃなくて、後押ししたいという思いがあります。自分たちアーティストは支えてくださるファンの方がいるから、こうした挑戦もすることができる。ただ、一人ひとりに向けて何かをしてあげることは正直難しい。自分が背中を押してもらっている分、誰かの背中を押せる楽曲を作りたいと思って、この曲が完成した時に表題曲にしたいと思いました」
――「近づいたはずの夢は日々遠のいてく」とか、自分の経験になぞらえた歌詞なんですね。
「夢は、近づいて遠くなっていくことがすごく多いなと感じます。近づくたびに頑張って、近づいたけど結局また離れてしまって。夢だけではなく、何に関しても同じで、ギリギリのところで保っているけど、それが離れていく時ってきついじゃないですか。いろんな感じ方、経験が詰まった楽曲です」
<後編に続く>
□kice(キス) 某アーティストと地上波テレビ局がタッグを組んだ大規模ボーイズグループオーディションの選出者であり、熾烈な競争を勝ち抜いた歌声とダンスは一級品。昨年8月に自身が作詞した楽曲『ボイスメッセージ』をTikTokに投稿すると瞬く間に話題となり、再生回数は100万回を突破。BMSGやLDHへ楽曲提供をしている新進気鋭の作家SASとタッグを組み、満を持してソロデビューが決定した。4月10日には、渋谷Star loungeでデビューライブを開催予定。ポーカーが趣味で、ディーラー経験もある。
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