【ばけばけ】トキの名前誕生の背景 制作統括「小泉家にとって時はとても大切な言葉」

俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)。11日に第113回が放送され、トキとヘブン、長男・勘太が同じ戸籍に入るため、トキが雨清水家の戸籍に入る流れが描かれた。トキの名前は松野トキから雨清水トキになる。劇中では「丑三つ時」と言って登場人物みんなで爆笑する様子が描かれた。制作統括の橋爪國臣氏に、雨清水トキや勘太という名前の背景を聞いてみた。

トキを演じる髙石あかり【写真:(C)NHK】
トキを演じる髙石あかり【写真:(C)NHK】

勘太の名はレフカダ・ヘブンのカダから

 俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)。11日に第113回が放送され、トキとヘブン、長男・勘太が同じ戸籍に入るため、トキが雨清水家の戸籍に入る流れが描かれた。トキの名前は松野トキから雨清水トキになる。劇中では「丑三つ時」と言って登場人物みんなで爆笑する様子が描かれた。制作統括の橋爪國臣氏に、雨清水トキや勘太という名前の背景を聞いてみた。

 勘太という名前は何からつけられたのか。

「脚本家のふじきみつ彦さんのアイデアを頂きました。ラフカディオ・ハーンは長男の名前はカディオをもじって一雄にしています。『ばけばけ』ではレフカダ・ヘブンのカダから勘太にしています。『勘は勘右衛門の勘が使えるよね』というふじきさんのアイデアです」

 雨清水についても聞いてみた。

「最初に名前を付けるときに丑三つ時になったらいいよねという話をしていました。ダジャレでしかないですけど(笑)。丑三つ時に聞こえる姓で、小泉と同じ水っぽい印象もあり、武家の高貴な人たちのイメージを作りたいという意図がありました。最初は牛と水という字を使う案もありましたが、その組み合わせだと農民みたいになり、由緒正しい武家には似合わないだろうということになりました。雨清水はみんなのアイデアです」

 トキについてはどうだろう。

「もちろん丑三つ時をやりたかったこともありますが、それ以外に今を生きるトキの意味、今を大切にするとか、その時、その時を生きるという意味でトキにしたいと思いました。ハーンもセツさんも“時”という言葉をとても大切にしていて、実際に孫にも時という名の人がいます。小泉家にとって時はとても大切な言葉。だから、ヒロインの名前はトキにしたいと考えました。とはいえ、これは制作者都合なので、ドラマ上の設定は幸運を運ぶ1羽の朱鷺がいて勘右衛門がその朱鷺の幸運を、と考えたという裏設定があります。流れとしては雨清水より先にトキが決まりました」

 作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。

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