福地桃子、ドラマ初主演で能登へ 視聴者には「やわらかい気持ちが届いたらいいな」
俳優の福地桃子が6日、都内で行われたNHKドラマ『ラジオスター』(3月30日放送開始、午後10時45分)の試写会・会見に、共演の甲本雅裕、常盤貴子、企画・演出を手がける一木正恵チーフ・ディレクターとともに出席。能登での撮影を振り返った。

能登の人たちに「支えられていた」
俳優の福地桃子が6日、都内で行われたNHKドラマ『ラジオスター』(3月30日放送開始、午後10時45分)の試写会・会見に、共演の甲本雅裕、常盤貴子、企画・演出を手がける一木正恵チーフ・ディレクターとともに出席。能登での撮影を振り返った。
同作は、奥能登のとある町に生まれた小さなラジオ局を舞台に、番組作り未経験の住民たちが「笑いを届ける」ことだけを頼りに奮闘するノンストップ・エンターテインメントドラマ。主人公の柊カナデ(福地)は恋人の故郷・能登への旅先で地震に遭い、避難所で世話をしてくれた松本(甲本)に恩返しをしたいと再び能登を訪れるが、そこで頼まれたのが災害FMのラジオパーソナリティーだった。松本の思いに巻き込まれ、主婦の小野さくら(常盤)、消防士の西川、お調子者の青年・多田が参加し、町の人々との番組作りが動き出す。
今回の撮影で初めて能登を訪れたという福地は、当時の心境を「一木さんのご縁がある方にお話を伺う機会があったんですが、その短い時間で感じたものをどう繋げられるか。人から出た言葉や空気をなるべくそのままの温度感でドラマに刻んでいきたいって強く感じました」と回顧。続けて、能登の自然には「きれいだな、自然っていいなって感情とはまた少し違った。美しいだけではない感情も芽生えましたね」と言い、「この風景を見て感じた想いをどうやって前向きなエネルギーに変えていけるかなって思ったとき、『ラジオスター』の笑いにこだわるところが人の気持ちをやわらかくほどくことができるかなと思った。土地や人の想いに支えられてスタートできたなって、最後までそういった気持になる場所でした」とじみじみと話した。また、視聴者には「やわらかい気持ちが届いたらいいな」とメッセージを送っていた。
報道陣からは、同作でドラマ初主演を務めた気持ちを聞かれる場面も。福地は「主演としてどう現場にいようかって頭をよぎったんですが、能登の皆さんはカナデがいやすい空気を作ってくれたので、そういうところで支えられていました」と明かし、さらに「大阪出身のカナデが未知の空間に飛び込む勇気に背中を押してもらっていた。カナデが見て新鮮な感情を初めての経験と重ねて、ドラマに刻んでいけたらいいなって。そこを1番大事にしたいと思っていました」と吐露した。
甲本と常盤の2人とはそれぞれ「印象的なシーンがあった」とのことで、「過剰に『大丈夫だよ』って言われたわけじゃないが、どこかで見てくれている安心感もあった。ただ、子どもらしいチャーミングな面もあって、それにみんなが巻き込まれていくよな感じ。ドラマと同じような距離感でいられたと思います」と声を弾ませていた。
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