【新日本】ウルフアロンも初エントリー 棚橋引退後の“新時代”は誰の手に…「NJC」3月4日開幕
今年も新日本プロレスのシングルトーナメント「NEW JAPAN CUP」(以下「NJC」)の季節がやってきた。2005年の初開催以来、通算22回目を迎える今回は、3月4日の後楽園ホール大会で開幕し、3月21日のアオーレ長岡大会にて決勝戦が行われる。1回戦シードの8選手を含むヘビー級の強豪24選手が、優勝を目指して火花を散らす。

狙うはIWGP王者・辻陽太への挑戦権…24選手の過酷なサバイバルがスタート
今年も新日本プロレスのシングルトーナメント「NEW JAPAN CUP」(以下「NJC」)の季節がやってきた。2005年の初開催以来、通算22回目を迎える今回は、3月4日の後楽園ホール大会で開幕し、3月21日のアオーレ長岡大会にて決勝戦が行われる。1回戦シードの8選手を含むヘビー級の強豪24選手が、優勝を目指して火花を散らす。
第1回大会の優勝者・棚橋弘至が今年の1月4日の東京ドーム大会で引退し、大きな転換点を迎えた新日本マット。その中で開催される今年の注目ポイントは、“新世代”と称される選手たちが数多くエントリーしている点だ。そして、今年もトーナメント優勝者には4月4日の両国国技館大会でIWGPヘビー級王座への挑戦権が与えられる。新世代のトップランナーである辻陽太が現王者となれば、新日本の未来を担う選手たちが期するものを抱いてNJCに臨むのは間違いないだろう。

激闘の期待が高まるYuto-Iceと大岩陵平の一戦
シリーズ序盤の4大会で2試合ずつ行われる1回戦では、新世代同士による対戦も組まれている。特に激闘の期待が高まるのは、3月8日の兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)大会で組まれたYuto-Iceと大岩陵平による因縁の対決だ。
両者は“ヤングライオン”と呼ばれる若手時代から出世争いを展開。その後、海外武者修行に旅立ったIceは25年8月に凱旋帰国を果たすと、質実剛健な大岩を“モブキャラ”と言い放つなど挑発ざんまいを仕掛けた。感情あらわにやり合う両者は、1月5日の大田区総合体育館大会で対峙(たいじ)。ザック・セイバーJr.と組んだ大岩が、Ice&OSKAR組の保持するIWGPタッグ王座に挑戦したが奮闘及ばず。Iceに無念のピンフォール負けを喫した。
迫るNJCでの一戦では大岩がリベンジを果たすのか、それともIceが返り討ちにするのか。ヤングライオン時代以来となる一騎討ちで、両者が熾烈な攻防を繰り広げるのは必至だ。
また、3月6日の大田区総合体育館大会で行われる1回戦では、新世代の外国人同士による初シングルも実現。上り調子にあるカラム・ニューマンとOSKARが対峙する。カラムは2月11日の大阪府立体育会館大会で、昨年のNJC優勝者であるデビッド・フィンレーとの遺恨決着戦に勝利。トップ外国人の首を刈り取った勢いで、NJCでのさらなる飛躍を目論む。一方のOSKARは、Iceと共にタッグ戦線の中心に君臨。2メートルの長身から繰り出すダイナミックなファイトで、今度はシングルプレイヤーとしての栄冠を狙う。

スーパールーキー、ウルフアロンは再起なるか?
さらに、今回注目を集めているのが、1月4日の東京ドーム大会で衝撃のプロレスデビューを果たしたウルフアロンの初エントリーだ。同大会で極悪ユニットのHOUSE OF TORTURE(※以下、H.O.T)を率いるEVILからNEVER無差別級王座を奪取。しかし、2月11日の大阪府立体育会館大会では、EVILの新日本退団後にH.O.Tの新リーダーとなった成田蓮の無法ファイトの前に敗れ、無念の王座陥落を喫した。
そんなウルフが再起を図る舞台が、このNJCだ。3月4日の後楽園ホール大会で臨む1回戦では、体重170キロを誇るH.O.Tの巨漢ドン・ファレと対戦する。EVIL戦や成田戦に続き、今回もH.O.Tのメンバーによる乱入が予想されるが、スーパールーキーはこの難局をどう乗り越えるのか?
もちろん、優勝を狙っているのは新世代だけではない。過去にNJCを3度制覇している後藤洋央紀、外国人最多となる2度の優勝を誇るザック・セイバーJr.、その他にも鷹木信悟や石井智宏など、数々の修羅場をくぐり抜けてきたベテランたちも意地を見せるべく闘志を燃やしていることだろう。群雄割拠の“春の最強戦士決定トーナメント”、その主役となるのは一体誰になるのか。
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