土俵下に力士が頭から転落 救命士のその後の行動をネット称賛「ありがとう」「かっけぇ」

ABEMA『大相撲LIVE 初場所』は15日に5日目を迎えた。幕下の取組において、約3分間に及ぶ熱戦の決着直後、敗れた力士が土俵下に頭から転落するヒヤリとする一幕があった。

ABEMA『大相撲LIVE 初場所』【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
ABEMA『大相撲LIVE 初場所』【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

ABEMA『大相撲LIVE 初場所』5日目

 ABEMA『大相撲LIVE 初場所』は15日に5日目を迎えた。幕下の取組において、約3分間に及ぶ熱戦の決着直後、敗れた力士が土俵下に頭から転落するヒヤリとする一幕があった。

 注目が集まったのは、幕下二十枚目・城間(尾上)が幕下二十一枚目・長内(高砂)を寄り倒しで破った一番。勝負が決した勢いのまま、長内は頭から逆さになるような形で土俵下へ転落。その後、土俵に背を向けて座り込んだまま動けなくなる事態となった。この異変を察知した呼出、そして2人の救急救命士がすぐさま駆け寄った。

 首を気にする素振りを見せながら立ち上がろうとする長内に対し、状況を重く見た救命士はこれを制止。それでも長内は気力で土俵へと戻ったが、足元はふらついていた。これを見た救命士は「ちょっと待ってください」「いったん座りましょう」と声をかけると、迷うことなく土俵上へ。神聖な土俵にあがってでも力士を守るという、安全確保への強い意志を行動で示した。

「大丈夫です」といった様子を見せる長内だったが、最終的には救命士の説得を受け入れ、両脇を抱えられるようにして土俵下へ移動。長内不在の土俵で城間が勝ち名乗りを受けた。その後、長内は自力で歩いて花道を引き揚げたが、館内から温かい拍手が送られた。

 この一連の出来事に、視聴者からは「救護の人ありがとうございます」「救護ニキかっけぇ」といった感謝や称賛のコメントが殺到。また、「救護が土俵に上がるの珍しい」「脳震盪怖いな」「無理しないで」と、力士の体調を気遣う声や、稀な事態への驚きの声も多く上がっていた。

 日本相撲協会は2024年(令和6年)3月場所より、力士の安全対策強化の一環として土俵溜まりに救急救命士を配置しており、その重要性が改めて浮き彫りとなる場面となった。

次のページへ (2/2) 【動画】土俵に上がってまで力士を制止する実際の様子
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