「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの“再構築”総集編が来年1月に劇場公開へ ビジュアルも解禁
不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト』をリメイクして2013年にテレビ放送された「宇宙戦艦ヤマト2199」と、17年から劇場上映・テレビ東京で放送された「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」シリーズが、福井晴敏氏によって新たな切り口で再構成した総集編として、2021年1月15日に上映されることが決まった。タイトルは『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』だ。3週間限定の劇場上映となる。
総集編『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』 来年1月15日に3週間限定上映へ
不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクして2013年にテレビ放送された「宇宙戦艦ヤマト2199」と、17年から劇場上映・テレビ東京で放送された「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」シリーズが、福井晴敏氏によって新たな切り口で再構成した総集編として、2021年1月15日に上映されることが決まった。タイトルは『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』だ。3週間限定の劇場上映となる。
西暦1969年のアポロ月面着陸から始まる宇宙開拓、2199年イスカンダルへの大航海、2202年ガトランティス戦役に至るまで、「宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち」を中心に、刻まれる歴戦の全記録。新作カットと新録ナレーションを織り交ぜ、リビルドした慟哭の120分となる。
構成・監修・脚本を務めた福井晴敏氏は「『2199』『2202』で描かれてきた『宇宙戦艦ヤマト』リメイク・シリーズの世界は、単に旧作をアップデートしたものではなく、現実への暗喩と風刺によって構築された文字通りの〝世界〟です」と紹介。「そこには分断と、誤解と、望まぬ変化に戸惑う人の生があります。それはこの苛酷な時代の中、ともすれば立ち往生しがちな我々に、生きるヒントと希望を投げかけてくれる鏡像でもあります」と説明する。
そのうえで、「最新作『2205 新たなる旅立ち』をご覧いただく前に、この“世界”を0から見つめ直す旅に
みなさんをお連れします。そう、1からではなく0から。月面到達、火星入植、異星文明との初接触。新作映像をもって現実から分岐し、銀河の外へと飛び出す未知の旅です。ファンの方、総集編と侮っていると目を回しますのでご注意を。そしてシリーズ未見の方は、伝説の艦に乗り込む絶好のチャンスをお見逃しなく」とコメントを寄せた。
また、本作のティザービジュアルも解禁。「銀河英雄伝説」などのメカデザインを担当した加藤直之氏が描き下ろしたもの。過去から2202年の未来まで、世紀を超え、希望の光を灯し続けたヤマトの航海が表現されている。