俳優の北川景子が21日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ！』（月～金曜午後1時50分）にスペシャルゲストとして生出演した。22日の『いい夫婦の日』を前に発表された『理想の有名人夫婦』ランキングで北川とDAIGO夫妻が堂々の1位に輝いたと紹介された。2位タイがドジャース・大谷翔平・真美子夫妻、ヒロミ・松本伊代夫妻だった。

　1位について聞かれた北川は「そうらしいです。何かの間違いなんじゃないかと思いますが。だって大谷選手（夫妻）もいらっしゃったわけですよ。『そんなわけないでしょ』と思いながら。ちょっとにわかに信じられないですけど、ありがとうございます」と謙遜しつつ笑顔でコメントした。

　2児の母親としての顔も見せた。街の声で同じママの悩みとして「子どもに怒ってばかり。うまく伝える方法はありますか？」という質問に対し、北川は「『言わなくてはいけないこと、言うべきことは言うべきだ』と考えているので、普通に叱ってます。結構、言ってしまってるかもしれない。多分、怒らない日ないかも」と率直に回答した。

　北川は「夫は全く怒らないんで。絶対、怒らないというか、すべてを認めて伸ばすというか、ほめるみたいな」とDAIGOの素顔を告白。MCの青木源太アナウンサーから「それは（夫婦で）役割分担をしてらっしゃるってことでもない？　自然とそうなったんですか？」と問われると、「自然と。夫は誰に対しても優しい人だし、怒ることがないんで。私が言わなくてはいけないところは、かなりビシッと言う感じで。でも、言っていいんだと思ってました。なるべく頭ごなしにならないようにはしていますけれど」と打ち明けつつ、「私もまだ母になって5年とかなので、逆に知りたいみたいな気持ちはあります。『どうやって（ケンカの）仲裁とかするんだろう』っていうのはすごく思いました」と率直に口にした。

　青木アナから子育ての先輩といての意見を聞かれた小籔は、「北川さんにアドバイスすることなんて何にもないです」と遠慮気味に返した。珍しい姿に笑いが起こる中、青木アナが「父として」と迫り、北川からも「知りたいですよ」と要望された。

　小籔は「ウチは（子どもの）上と下が離れてましたんで。7つぐらい。女の子と男なんで、そないケンカしませんけど。僕は（自宅のある）ほとんど大阪にいなかったんで、『パパに言うで』ってい言葉がフォークボール（切り札）になるように、嫁はんに渡すために、（たまに）帰ったときは、（妻が）『何か変なことあった』（って言うたら）『おい、ここの家で誰が社長か分かってんのか。オレと嫁はんや。お前、会社入って、社長の言うこと聞けへんかったら、速攻クビなるぞ。ここの家賃、ごはん、当たり前のように出て来る弁当、水稲の中のお茶。全部、この社長夫妻がやっとんねん!　偉そうに言うってことは、社長に偉そうに言うことや』（って）。こんなことは今の間にクセつけといて……」とまくしたてると、青木アナが「分かりました」と制止した。

　なおも、「『ライフライン切るぞ』って」と止まらない小籔を無視して、青木アナは「北川さん、これは取り入れなくてもいいので、参考にしてください」と呼びかけ。意外にも北川は「非常に論理的ですばらしい」と受け止めた。逆に恐縮した小籔は「参考にしないでください。DAIGOさんと話し合ってください」とお願いした。