女性7人組アイドルグループ・ukka（うっか）が19日、東京・池袋サンシャイン噴水広場で10thアニバーサリーアルバム『青春小節～約束と衝動～』のリリースイベントを開催。イベント前にアルバム収録曲『リボンのひみつ』を披露した後、報道陣向けの囲み会見に応じた。

　2019年に「桜エビ～ず」から改名し、確かな歌唱力と楽曲性で注目を集めてきたukka。10thアニバーサリーアルバム『青春小節～約束と衝動～』の発売を記念したこの日のイベントは、10年間の集大成となる特別なステージとなった。

　取材に応じたメンバーの中心としてコメントしたのは、最年長メンバー（23歳）で“精神的支柱”の村星りじゅ。最新作について「ukkaの10周年をお祝いするとともに、次のステージへ向かう約束とそこまでたどり着くまでの衝動をテーマにメンバーの成長だったりこれまで10年間の歩みとファンへの感謝、これからも歩んで行くという決意や思いがたくさん込められています」と語り、「長く愛していただけたらうれしいです」とファンに思いを届けた。

　さらに、アルバムタイトルの“約束”にちなみ、葵るいが「来年は生バンドでライブをしたいので、皆さんと約束します！」と力強く宣言。会場には大きな歓声が響いた。

　この日の囲み取材には、途中からお見送り芸人しんいちがサプライズで登場。千葉県八街市議会議員・後藤祐樹氏の長女で、元モーニング娘。後藤真希の姪にあたる芹澤もあの“推し”であることを明かし、「実はukkaを推しているんですよ。ていうのも『ロンドンハーツ』でこの可愛い子推薦したいという企画があって、もあちゃんを推したんです」と説明した。

　芹澤は「私もテレビで推しとして紹介してくださったのがきっかけで、今日お会いできてうれしいです」と笑顔。しんいちが歌ネタで「もあちゃんが大好き～」と連呼すると、「うれしい！　ありがとうございます。めっちゃうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

　しんいちは、ネット動画を見ていた際に偶然ukkaのパフォーマンスを知り、興味を持ったという。「動画をあさっていたらたまたま流れてきて、色々調べたらこういう血も入っているんだ～とか、色々分かりました」と話し、彼女たちの魅力を語りながら「ほんま、今の時代の感じですよ。これは（田村）淳さんに報告だと思いましたね」と苦笑交じりに『ロンハー』で紹介した経緯にも触れた。

　また、メンバーの印象については「楽屋で椅子が1個だけで、僕だけ座っていて、7人が直立不動で立っている真面目さ！　皆さんの前ではパワフルなパフォーマンスをしますが、裏ではめちゃくちゃ真面目なんです。ギャップがあっていいんじゃないですか」と熱のこもった口調で語り、改めてukkaへの熱い思いを示していた。