井上正大、“赤字”でも「特撮」にこだわる理由 主演・企画「なくならないでほしい」
俳優の井上正大(36)が14日放送の『ABEMAエンタメ』の密着企画「NO MAKE」に出演し、自主制作で特撮ドラマを作り続ける現在の思いを語った。

『ABEMAエンタメ』の密着企画「NO MAKE」に出演
俳優の井上正大(36)が14日放送の『ABEMAエンタメ』の密着企画「NO MAKE」に出演し、自主制作で特撮ドラマを作り続ける現在の思いを語った。
2009年放送のテレビ朝日系『仮面ライダーディケイド』で門矢士/仮面ライダーディケイド役を演じた井上。23年にアニメ制作会社の代表取締役に就任すると、その後は自主制作で特撮ドラマの制作を続けている。
主演・企画プロデュースする特撮は2作目まで配信され、3作目に向けて準備を進めている。売り上げについては「(2作ともに)現時点では(制作費1億円の)まだ半分くらいです」と厳しい現状についても明かした。
それでも特撮を作り続けている理由を問われると、「特撮に恩があるんですよ。自分の未来を作ってくれた」と感謝の思いを述べた上で、日本文化を代表するアニメを例に挙げて、「もしかしたら10年後は日本の文化ではなくなっているかもしれない。でも、特撮はなくならないでほしいですね」と特撮を作り続ける意義を強調した。
また、今もヒーロー役を演じているが、「僕もあと10年間くらいしか“プレイヤー”ではいられないと思います」と俳優としての胸中も打ち明けて、「自分が出る必要が客観的にないと思います。そういうのは託していく歳にもなってくるし、辞めていないかもしれないけど、10年後もメインではないよねって思います。今まで応援してくれた方に恩返しするチャンスがあと10年しかないっていう意味ですね」と、限られた“ヒーロー人生”への意気込みも語った。
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【動画】井上正大が自主制作した、実際の特撮ドラマ
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