木村拓哉、スターになっても謙虚だった理由を告白…明石家さんまからの“金言” 『有働Times』出演

有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系のニュース情報番組『有働Times』(午後8時56分)の16日放送回に、木村拓哉がゲスト出演することが発表された。90分スペシャルとして放送される。

『有働Times』に木村拓哉がゲスト出演する【写真:(C)日本テレビ】
『有働Times』に木村拓哉がゲスト出演する【写真:(C)日本テレビ】

俳優の原点は蜷川幸雄さん演出の舞台『盲犬』

 有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系のニュース情報番組『有働Times』(午後8時56分)の16日放送回に、木村拓哉がゲスト出演することが発表された。90分スペシャルとして放送される。

『有働Times』は2024年10月にスタートしたニュース・情報番組。“日曜のよる、視聴者をもてなす”をコンセプトにしている。今回、木村が出演するのは、有働による深掘りインタビュー企画《レジェンド&スター》の第8弾となる。

 同企画は、それぞれの世界で功績を残した人物や、時代の最前線で活躍中のスターに有働がじっくりインタビューするもの。これまで黒柳徹子、王貞治、松井秀喜、川淵三郎、水谷豊、萩本欽一、吉永小百合に続く第8弾ゲストとして木村が登場する。デビューから30年超、常に第一線を走り続けてきたトップスターの本音に迫るという。

 対談は都内某所、レインボーブリッジを望むビルの屋上でスタート。11月13日に53歳の誕生日を迎える木村に、有働が花束を贈って祝福する場面から始まる。

 まず有働が迫ったのは“俳優・木村拓哉”としての一面。1993年のドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ)で大ブレークする以前、俳優としての原点はデビュー前の89年、17歳のときに参加した、蜷川幸雄さん演出の舞台『盲導犬』にあると明かす。“美容師”や“検事”など“職業モノ”を演じる機会が増えてからは、本職の方々に失礼にならないようにという思いを心がけていたという。俳優という仕事の醍醐味について、「作品を通じて誰かの人生にタッチできる」と話し、“あの作品を見て、今の仕事に就きました”という声を聞くのがこの上ない喜びだったと語る。

 また、11月21日に公開となる最新作、映画『TOKYOタクシー』についても言及。『武士の一分』(2006年)以来、19年ぶりの山田洋次監督作品で、木村はしがないタクシードライバー役を演じている。山田監督からのオファーに出演を即決したと明かした。演じたタクシー運転手・宇佐美浩二は体力的にも精神的にも厳しい現実に直面している役だったため、自分の中の“キラキラ”や“ワクワク”をそぎ落としていくような役作りが必要だったとも話す。木村は同作について「物語は“低温”からはじまりますが、倍賞千恵子さん演じるすみれとの時間を通じて、最後には心地よく、芯まで温まる温度になっていくような映画です」と、作品の魅力を伝えている。

 対談では“人間・木村拓哉”の本音にも迫る。圧倒的な人気を博した当時、“アイドル”という定義に対してどう思っていたか聞かれると、「アイドルっていわれることは、ちょっと嫌だった」と葛藤があったことを告白する。また、絶大な支持を得てなお、“調子に乗ることはなかった”という木村が、その謙虚な姿勢を貫く支えとなった明石家さんまから授けられた“ある言葉”についても明かす。

 最後に、有働から「木村拓哉にとって“スター”とは?」という問いを投げかけられた木村は、「みなさんが思っている以上に“光り輝くもの”ではなくて、天体のように地味に動いているだけ……」と話した。

 このほか、木村が見据える未来や知られざるプライベートなどについてトークし、木村が有働に「“こんなのやるの!?”と驚くような役、ぜひやってください」と俳優業を勧める場面も放送される。

次のページへ (2/2) 【写真】木村拓哉×有働由美子の2ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください