狩野英孝、ショートドラマに初挑戦 AI進化で「50年後の芸能界は考えられない」と危惧
お笑い芸人の狩野英孝がMCを務めるABEMAの快感もたらすアドレナリン追求バラエティー番組『脳汁じゅ~す』Season2の#12が、19日午後11時30分から放送された。狩野が脚本、監督、役者を担い、芸歴22年をかけショートドラマに初挑戦した。

『脳汁じゅ~す』Season2の#12
お笑い芸人の狩野英孝がMCを務めるABEMAの快感もたらすアドレナリン追求バラエティー番組『脳汁じゅ~す』Season2の#12が、19日午後11時30分から放送された。狩野が脚本、監督、役者を担い、芸歴22年をかけショートドラマに初挑戦した。
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Season2を迎えた『脳汁じゅ~す』は、脳内で分泌され一種の快感をもたらす神経伝達物質の俗称である“脳汁”をより一層様々な角度から追い求め、MCの狩野が出演者のこれまで見たことのなかった一面をあぶり出す。
#12の企画は「狩野英孝がショートドラマに初挑戦!狩野の素顔に密着」。ショートドラマとは、スマートフォン向けの縦型フォーマットの短尺ドラマ。今や世界市場規模8000億円越えの超話題コンテンツとなったショートドラマに、狩野が芸歴22年全ての経験とスキルを活かし、脚本から監督、役者まで全てをこなすという初の試みに挑む。脚本は、今までにない、誰もやっていない、他にはない、設定で制作。果たしてどのような世界観のドラマが生まれるのか。
撮影中、狩野との共演シーンでニヤニヤが止まらなかった俳優の川口ゆりな。理由を聞くと、狩野の楽曲、歌っている姿の大ファンだという。出演が決まった時から胸を躍らせていたそう。そんな川口に狩野は「うれしい。でもその感情は隠して」とプロフェッショナルな一言。ファンは大事だが、撮影も大事に行う狩野の流儀が垣間見れた。
芸人や役者のアドリブを活かした「岸和田少年愚連隊」に感銘を受けたという。アドリブこそ新たなエンタメをうむということを学んだ狩野は、今回の撮影でも実践。スマートフォンで視聴することを計算し、台本にないカメラ目線を入れ、画角に抑揚をつけることでメッセージ性を高めたそう。「撮影側・制作側が本気で楽しまないと、視聴者は楽しんでくれない。そういうことに気付きました」としみじみする狩野。芸歴が浅い頃はスタッフの言いなりだったが、今はスタッフと意見を交換しながらワンチームでものづくりができている環境が、とても生きやすいと本音を漏らした。
「芸能界には夢がない。コンプライアンスが厳しくなり、AIも進化する中、この先50年後の芸能界は考えられない」と危惧する狩野。だからこそ、今芸能界にいる自分たちが、芸能界の夢を作らないといけない、そんな覚悟をもっていると熱く語る狩野の姿があった。
狩野が脚本、監督、役者をつとめたショートドラマの第二話は、ABEMA公式SNSにて視聴が可能。
