藤原紀香&片岡愛之助が『サザエさん』本人役で登場「一生の記念です」 55周年特別編は「祝!万博開催SP」
フジテレビで放送中の国民的アニメ『サザエさん』(日曜午後6時30分)は、1969年10月5日に放送を開始し、今年の10月で放送55周年を迎えた。そんな「55周年イヤー」にちなみ24日「祝!万博開催スペシャル」と題した特別編を放送。さらに大阪・関西万博で日本館の名誉館長を務める藤原紀香と、その夫・片岡愛之助が本人役でアニメに出演することが、22日に発表された。

『サザエさん』55周年特別編を放送
フジテレビで放送中の国民的アニメ『サザエさん』(日曜午後6時30分)は、1969年10月5日に放送を開始し、今年の10月で放送55周年を迎えた。そんな「55周年イヤー」にちなみ24日「祝!万博開催スペシャル」と題した特別編を放送。さらに大阪・関西万博で日本館の名誉館長を務める藤原紀香と、その夫・片岡愛之助が本人役でアニメに出演することが、22日に発表された。
「サザエ再び万博へ行く」では、サザエさん一家が開催中の大阪・関西万博を訪れる。大屋根リングに上って広い会場を一望し、カツオたっての希望で「日本館」を訪れて、火星の石の展示を見ている一家の前に登場するのは、「日本館」名誉館長の藤原紀香。サザエとは瞬く間に意気投合する。さらに一家が「食と祭EXPO」を訪れ、大阪グルメを堪能しようとしていると、そこにいたのは片岡愛之助。夫婦ならではの掛け合いを見せるスペシャルゲストを交え、大阪を舞台に一家が楽しむ「家族団らん」の時間が繰り広げられる。
片岡愛之助、藤原紀香が収録を終えてコメント
片岡「『サザエさん』という国民的アニメに本人役で、しかも夫婦で出させていただけるなんて、こんなにありがたいことはないです。一生の記念です。妻が舞台『サザエさん』をやらせていただいていたので、私も何回も見に行っていたんですね。サザエさん一家がそのまま再現されていて、何回見ても楽しいなと思っていたので、そのアニメに出させていただき、私たち夫婦の素の部分も描いていただいて、それが『サザエさん』で放送されるということがうれしいです」
藤原「『サザエさん』に本人役として登場させていただけるというのは、夢のような出来事でした。アフレコをしている間もすごく楽しくて、笑いと共に収録が進んでいきましたし、つい先日まで舞台でサザエ役を務めていたこともあって、こういった国民的なアニメに少しでも携わらせていただいたこのご縁に、本当に感謝しています」
片岡「やっぱり、サザエさんとしゃべれたことがうれしかったですね。それだけじゃなくて、サザエさん一家とお酒が飲めて笑い合えましたし、その画面が映った瞬間に、本当にテンションが上がりましたね」
藤原「私も、夫と、波平さんとマスオさんにツッコむ場面があって、究極の喜びでしたね!」
大阪・関西万博とコラボした回に出演の感想も
藤原「国民的アニメ『サザエさん』、そして国民的行事の万博という、この力強い最強コラボに、日本館名誉館長として出演させていただけたことは光栄の至りです。『サザエさん』は、日本中の大人から子どもまで世代を超えて愛されている作品。そして万博は、世界中の人々が知恵と刺激を分かち合う大切な場です。その場でサザエさん一家をご案内できたことをとても幸せに感じていますし、まだ万博に来られたことのない方々にも魅力をお伝えできるのではないかと、名誉館長としてもうれしく思います」
片岡「僕らも万博に何度も行っていますけど“これ!懐かしい!”って思えるくらい、万博の再現度が高かったですね」
藤原「舞台『サザエさん』は3度再演を務めさせていただきましたが、そのたびに感じるのは、磯野家の庭に咲く花や季節の行事など、四季折々の日本文化が丁寧に描かれていることです。実際にアニメを振り返ると、55年前の大阪万博に一家で出かけたり、愛知の愛・地球博の際にはオープニング映像で登場していたりと、日本の四季や行事、観光名所、さらに万博までも作品の中に息づいているんです。そんな作品に今回も参加できたことは、最高に幸せな経験でした」
片岡「今の世の中は便利になりすぎて、親子の会話とか、特におじいちゃんおばあちゃんとの会話もなくなってきて、一家だんらんの時間もなくなっているじゃないですか。そんな時代に『サザエさん』というのは、本当に意味のある番組だと思います。昔は当たり前だったことが減ってきてしまっている世の中だからこそ、皆さんに見ていただきたいです」
藤原「昔から今も『サザエさん』を見続けていますが、ほろりと涙してしまうエピソードも多く、家族愛にあふれるこの作品は本当に永遠だと思います。舞台だけでなく、今回アニメでもご縁をいただけたことを心から光栄に思っています。特にこの万博とのコラボ回は、私たち夫婦にとって永久保存版になりました!」
