瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、9月2日に5thシングル「思い出せる恋をしよう」をリリースした。今回は1期生・矢野帆夏とドラフト3期生・沖侑果によるコンビ“ぽの”を直撃。AKB48グループ初となる2パターンの表題曲が存在するなど見どころ満載の新作を、先輩後輩の域を超えた絶妙な掛け合いでアピールしてくれた。

――今年7月、動画配信アプリ「SHOWROOM」でのコラボで、矢野さんと沖さんのコンビ名が「ぽの」(ニックネームの“沖ぽ”と“ほの”から命名)に決定しました。

沖侑果(以下、沖)「これが『ぽの』の初仕事なんです。まだファンの方にも浸透していなくて」

矢野帆夏(以下、矢野)「知名度ゼロ(苦笑)」

沖「今回、『ついに初仕事！』と見出しが躍るかも(笑)」

矢野「『矢野帆夏×沖侑果、“ぽの”が5thシングルの思いを語る』みたいな(笑)」

沖「誰も待ってないですよね(苦笑)」

矢野「待ってない(笑)」

――2人は先輩後輩ですが、同い年ということもあって絶妙な空気感が人気です。

沖「ほのたん(矢野)さんは唯一、先輩で私がばっと言える存在ですね(笑)。あまり怒らないから、つい調子に乗ってしまいます。面白くて、一緒にいて楽しいです」

矢野「もっと言っていいよ(笑)」

沖「絶対言わん(笑)。でも、私が強く行けば行くほど喜びますよね」

矢野「喜んではないって(苦笑)」

沖「本心では喜んでいるはず。言ったほうがいいんだなと思ってから打ち解けました。そういう後輩のほうが好きですよね？」

矢野「う、うん(苦笑)。かわいい後輩だなとは思うよ。でも、同い年だしあまり後輩感はないかな」

沖「私がおおざっぱだから合うのかも。舞ちゃん(中村舞)は繊細だから」

矢野「たしかに。でも、待って！　それだと、私もおおざっぱってことになるよ？　後輩にグイグイ行けないタイプだから、来てくれるほうがうれしいけど……はっきり言うと、沖ちゃんは私をなめてる！」

沖「だって、あまり先輩らしくないから(笑)」

矢野「いやいや、良い意味でしょ？」

沖「良い意味でも、悪い意味でも。仲がいいってことで許してください(笑)」