テレビアニメ『無職転生III ～異世界行ったら本気だす～』が2026年に放送されることが6日に発表された。併せて、新作映像によるティザーPVも解禁された。

　原作小説『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』（著：理不尽な孫の手）は、2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、シリーズ累計発行部数1700万部を超える人気作。テレビアニメは21年に第1期、23年から24年にかけて第2期が放送され、国内外で高い評価を受けている。第2期最終回では第3期の制作決定が告知され、その続報が注目されていた。

　本作は、34歳で無職・独身・引きこもりのニートの男が、交通事故により命を落とすも、異世界でルーデウス・グレイラットとして転生。前世の記憶と後悔を胸に、「今度こそ本気で生きていく」と誓い、剣と魔法の世界で壮大な冒険を繰り広げる物語。テレビアニメ第2期では、ルーデウスが結婚し家庭を築くなか、行方不明の母ゼニスを捜す旅で父パウロを失うという悲劇を経験。それでもなお前を向き、家族とともに歩もうとする姿が描かれた。

　第3期は原作小説第13巻から物語がスタートする予定で、ルーデウスにとってこれまで以上に心揺さぶる新たなドラマと冒険が展開するという。

　解禁されたティザーPVでは、ルーデウスと妻シルフィエット、ロキシー、娘ルーシー、母ゼニスと彼女に仕えるリーリャ、妹ノルンとアイシャと過ごす穏やかな時間の描写と、激しいバトルシーンが対比的に映し出される。龍神オルステッドをはじめとする“重要・強キャラ”たちや、新たなキャラクターも登場。原作読者なら思わず反応するセリフで締めくくられるなど、放送に向けて要注目の内容となっている。

　なお、放送時期の詳細などは今後発表される予定だという。