Hey! Say! JUMPの中島裕翔が28日、都内で行われた舞台『みんな鳥になって』のプレスコール＆初日前会見に、男闘呼組の元メンバーである岡本健一、岡本玲と共に出席した。同作や稽古にまつわるトークで盛り上げた。

　同作は演出家の上村聡史氏が世田谷パブリックシアターで手がける舞台作品の第4弾。ワジディ・ムワワド氏が2016年にパリ・国立コリーヌ劇場の芸術監督に就任した翌年に発表・上演した作品であり、その後も再演を繰り返してきた代表作の1つ。ベルリン出身のユダヤ系ドイツ人の青年エイタン（中島）を中心とした人間ドラマが描かれる。

　中島は「稽古が始まってから、本当に駆け足でバーッと着て、その中で色々なことを覚えたり、色んなことを模索していく中、『いよいよ本番なんだな』といい緊張感がある。舞台自体が刺激的。皆さんがこの舞台をどうやって受け取ってくださるのが、すごく楽しみ」とコメント。

　役柄に共感できる部分を問われて、中島が悩んで共演者に助け舟を出すと、エイタンの父・ダヴィッド役の岡本健一が中島に関して「女の子に対しての接し方が……言わない（笑）」と暴露。中島が「不器用ってことですか!?」と声を上げると、岡本健一は「『ピュアなんだろうな～』という感じですね」と返答。中島が照れ笑いを浮かべた。

　また、中島と岡本健一は初共演。印象を問われて中島は「パパですね。僕が小っちゃい頃から面倒を見てくださっている」とニッコリ。岡本健一が「そんな……恥ずかしさでもないし、なんか普通の役者として挑んでいけた感じ」と述べると、中島は「ちゃんと1人の役者として見てくださっているんだなという愛をすごく、恐縮ながら感じた。普通だったら『裕翔、おはよう』となるところを『おはようございます』と言ってくださって、ピシッとなる。それがすごく助かったですし、うれしいかぎりです」とほほ笑んだ。