小林幸子、芸能生活61年で初の着ぐるみ ドラゴン姿でイベント登壇「初めてでございます」

歌手の小林幸子が26日、都内で行われた映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』(6月27日公開)の公開前夜祭に、声優の長縄まりあ、桑原由気、メガホンをとった石原立也監督とともに出席。ドラゴンの着ぐるみを着用して登場し、観客を沸かせた。

公開前夜祭に登場した小林幸子【写真:ENCOUNT編集部】
公開前夜祭に登場した小林幸子【写真:ENCOUNT編集部】

オファー時に1度断るも「『もう衣装ができちゃってますから』って」

 歌手の小林幸子が26日、都内で行われた映画『小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜』(6月27日公開)の公開前夜祭に、声優の長縄まりあ、桑原由気、メガホンをとった石原立也監督とともに出席。ドラゴンの着ぐるみを着用して登場し、観客を沸かせた。

 本作は、クール教信者原作のひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴンの少女トールと人間たちの異種間コミュニケーション・ハートフルホームコメディ。テレビアニメ第1期『小林さんちのメイドラゴン』、2021年の第2期『小林さんちのメイドラゴン S』に続く完全新作映画で、劇場版では、小林さんのもとに集まってきたドラゴンのひとり、幼いカンナの前に本当の父親が現れ、感動の家族の物語がつづられる。

 自身がゲスト声優を務めたドラゴン軍勢のリーダー・フェリキタスの着ぐるみを着用し、取り巻きのドラゴンを従えて登場した小林は、笑っている観客を見て「正直言って私が1番笑いたい」と突っ込みつつ、「私もおかげさまで60年以上(61年)、芸能界におりますけど、いろんな歌も歌って、いろんな格好もしましたが、着ぐるみは初めてでございます。ドラゴンデビューです!」と笑顔を見せた。

 加えて、小林は「この衣装を着るというお話をいただいたとき、正直言ってすぐに断ったんです」と告白して会場の笑いを誘い、「そうしましたら、『もう衣装ができちゃってますから。幸子さんのサイズで作ったから、幸子さんが着ないとどうにもならないんです』ってお願いされて、『わかりました』と」と裏話を披露。「似合ってる?」と客席に投げかけ、盛大な拍手を浴びると「クセになりそうです」と声を弾ませた。

 また、小林はエンディング主題歌『僕たちの日々』も歌うが「当たり前と思っていることは大きな間違いで、どんなに大切なことか、奇跡に近い、本当にすごいことかを歌で表現させていただきました」と言葉に力を込め、「映画が終わってからこの歌を聴いていただいて、よりこの気持ちを忘れないで、映画で温かくなった気持ちを忘れないで帰っていただけたらと。歌のことをこんな格好で話すのもなんなんですが…」とにっこり。

 そして、イベントの最後に締めのコメントを話した小林は「最後に一言……暑い」と吐露して観客を笑わせた。

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