堀江貴文氏、フジ親会社株主総会で質問「受けてくれて良かった」 終了後、大勢の参加者が退出

実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が25日、東京・有明アリーナで開催されているフジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株主総会に参加し、質問に立った。総会はメディアには非公開だが、参加者が明かした。

堀江貴文氏【写真:ENCOUNT編集部】
堀江貴文氏【写真:ENCOUNT編集部】

20年前にフジ買収狙うも、今回は対立の雰囲気なし

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が25日、東京・有明アリーナで開催されているフジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株主総会に参加し、質問に立った。総会はメディアには非公開だが、参加者が明かした。

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 千葉から会場に来た男性が言った。

「質問は2分以内にまとめてくださいということで、堀江さんは『認定放送持株会社の枠組みから切り離す考えはなかったんですか、今後は』と聞いて、(専務の)清水(賢治)さんが『ないですね』ってことを言っていました」

 認定放送持株会社制度は、総務大臣の認定を受けることにより、基幹放送事業について、持株会社によるグループ経営を可能とする制度で、2008年4月に導入されている。

 堀江氏の質問が終わると、参加者は続々と退出。堀江氏も会場を出て「最後に質問を受けてくれて良かったです」などと話した。

 堀江氏は20年前の2005年2月、自身が社長を務めるライブドアがフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送の株の35%以上を取得、同社最大株主となった。同月中にさらに40.1%まで買い増し、最終的にニッポン放送を子会社化することに成功した。しかし、同年4月、ライブドアが所有するニッポン放送の株式全てをフジテレビが取得。結果、ニッポン放送を通じてフジテレビの経営権を狙った堀江氏の計画は失敗に終わっており、今回、会場での発言が注目されていた。しかし、FMH側とはあからさまな対立はなかった。

 一方で他の参加者からは不満の声が大半だった。

「株主の意見に対しても紙に書いてあるものをただ便宜的に答えているだけで改革をするとかそんな感じじゃなかった」「新しい発表はなかった」「追及したくても質問は2分までで、聞きたいことを遮られた」「中居(正広)氏のことも奥歯が挟まったような。あんまり真摯(しんし)に答えてなかった」「日枝さんの退職金についても、あまり言わなかった。もっとペナルティーがあってもいいんじゃないかと思う」

 その状況下、野次も飛び交っていたという。

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