最高月収640万円にCM契約10本も1年で失速 同棲中の彼女に言えず…ムーディ勝山、公園で餌やりの過去
お笑い芸人のムーディ勝山が22日、関西テレビ『マルコポロリ!』(日曜午後1時59分)に出演。番組は『ベストヒット懐メロ歌謡祭』と題して行われた。

関西テレビ『マルコポロリ!』
お笑い芸人のムーディ勝山が22日、関西テレビ『マルコポロリ!』(日曜午後1時59分)に出演。番組は『ベストヒット懐メロ歌謡祭』と題して行われた。
2007年にブレークしたムーディは、CM契約10本、紅白歌合戦出演で最高月収640万円。MCの東野幸治から「ピークが吉本のピン芸人、アルファベット『J』さんの結婚式の(超豪華)披露宴。あの披露宴が(きっかけで)瞬間最高速度で世の中に広まった?」と確認され、ムーディは「最高視聴率があれ、50パー(セント)とかあったんで、あれで一気に地方でも老若男女が顔を差すっていう(感じになって)」と売り返った。
東野がSNSがあれば「もっとすごかったやろうね」と言うと、ムーディは「もっといってたかもしれないですね」と肯定した。シャンプーハット・てつじは「(SNSが)ないから、『呼んでみたい』ってなったんですよ」と別の説を唱えたが、東野は「(SNSが)あったら『呼んでみたい』って思わへん、みたいな言い方やめてよ」と口にして笑わせた。
ムーディは「僕の後ぐらいですかね。だんだんYouTubeが出だしたのが。僕が最後の着うたとか着ボイスの世代です」と言うと、納得の声が上がった。その後、エド・はるみと入れ替わるように、07年限りで勢いは消滅した。1年ごとにスターが入れ替わる形で、ムーディは「2007年ムーディ勝山、2008年エド・はるみ、2009年楽しんご、2010年天津木村さんとか続いていったんですよ」と解説。失速当時、のちに結婚する妻と同棲していたムーディは心配をかけまいと「仕事で遅くなるかも」とウソをつき家を出ると、公園でハトにエサをやって時間をつぶしていたという。
東野が「『ゲッツ』のダンディ(坂野)さんからはじまってんな?」と一発屋芸人の歴史に触れると、ムーディは「一番最初は三瓶さんで、他しか2000年なんですよ。そっからダンディさんとかヒロシさんとかテツ(and)トモさん」と歴史をレクチャーした。
東野が「自分はちょっと(一発では終わらない)例外と思うの?」と聞くと、ムーディは「最初はちょっと思いますね。『オレは前年度の一発屋とは違う』みたいな」と認めた。紅白出演、着うた240万回ダウンロードに加え、「『大阪の事務所に“サインが欲しい”って手紙が届きました』『誰?』『森光子さんです』とか言われて。そりゃ調子乗るというか。『オレはただもんじゃない』と思って」と大女優からのお願いで勘違いしたとした。
さらに、「忙しくて、寝不足で全国色々行かされて記憶がないんですよ。当時のことほとんど覚えてなくて」と言うムーディ。USJではかつてスターの手形を取っていたといい、「キャメロン・ディアスさんとかレオナルド・ディカプリオさんとか、ハリウッド俳優。日本人で記憶確かなら、1番か2番目に僕が手形を押さしてもらったんです」とアピール。「すげえ」と驚きの声が上がる中、ムーディは「そりゃ、『オレが一番』ってなりますよね。『これはとんでもないスターや』って勘違いするじゃないですか」と力説していた。
