『エンジェルフライト』Prime Videoで映画化決定 米倉涼子が主演続投「きっとまた涙してしまう」
俳優の米倉涼子が主演を務める映画『エンジェルフライト THE MOVIE』が、2026年2月13日よりPrime Videoで240以上の国や地域で世界独占配信されることが、19日に発表された。

命と愛を描く感動のヒューマンドラマ
俳優の米倉涼子が主演を務める映画『エンジェルフライト THE MOVIE』が、2026年2月13日よりPrime Videoで240以上の国や地域で世界独占配信されることが、19日に発表された。
本作は、作家の故・佐々涼子さんによる第10回開高健ノンフィクション賞受賞作『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』が原作。2023年に配信され、2024年5月にはNHK総合でも放送されたドラマシリーズ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の続編となる。
ドラマ版は配信後すぐにSNS上で大きな反響を呼び、Amazonカスタマーレビュー平均星4.7(2025年6月11日時点、総数1,088件)を記録。日本のAmazon Originalドラマとしては過去最高の評価を得ており、配信開始から3週間で国内視聴者数1位(2023年4月7日当時)を獲得するなど話題となった。
物語の中心となるのは、国境を越えて遺体を遺族の元へ届ける“国際霊柩送還士”たち。羽田空港内に事務所を構える小さな会社「エンジェルハース」の社員たちが、故人と遺族の間にある哀しみや愛の物語を、“涙と笑い”を織り交ぜて描く感動のエンターテインメント&ヒューマンドラマだ。
続編となる映画版では、主演の米倉が再び伊沢那美役を演じ、脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズや大河ドラマ『どうする家康』などを手がけた古沢良太氏が担当。監督は『篤姫』『ハゲタカ』『外事警察』などを手がけた堀切園健太郎氏が務める。
以下、米倉、古沢氏、堀切園氏のコメント全文は下記の通り。
○米倉涼子
「私はもともと原作の『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の大ファンだったので、著者の佐々涼子さんの想いを引き継いで“THE MOVIE”という形でふたたびこの物語をお届けできることを嬉しく思います。この作品には、ひとつひとつの命にちゃんと物語があって、それぞれに愛や絆がある。どんな命にも意味があるというメッセージが込められています。エンジェルハースのメンバーがご遺族や故人の皆様に誠心誠意向き合う姿を、スタッフ・キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を観たら私はきっとまた涙してしまうと思います。皆さんもぜひ大切な人を想いながらご覧いただけると嬉しいです」
○古沢良太氏
「皆さんの支持のおかげで、もう一度あの素晴らしい面々が集まってくれます。今回は映画ということで、また新たなチャレンジ。ですが描くべき芯は変わりません。「死」を描くということは「生」を描くことであり、無限にある誰かの人生はすべて語るべきドラマであると学んだ作品でした。身近な誰かの人生にひととき思いを馳せたくなるような作品になればと願っています。佐々涼子さんが遺してくださった宝石から生まれたビーズを、またひとつ、つなぐことが出来ることに感謝します」
○堀切園健太郎氏
「SNSには、『身近な大切な人に思いを馳せ、今の生き方を見つめ直した』という前向きな感想が溢れていた。そんな中、幸運にも続編が決定。那美と幸人の話はどうなるのか、他のメンバーにも活躍して欲しいし、映画版としてスケールアップし、前作を上回るものを作らなければ意味がない。再び古沢さんと脚本作りで格闘する日々がはじまった。異国での突然の死によって浮かび上がる愛や絆。この作品は広い意味でのラブストーリーだ。国境を跨いで紡がれる多様な愛の物語をお届けしたい」
