中森明菜、復帰後の目標は「行けるところまで行く」 VTuber役の声優オファー快諾「大喜びで」
歌手の中森明菜が読売テレビのアニメ『あらいぐま カルカル団』(木曜深夜0時54分/BS日テレ:土曜午後11時28分)収録前囲み取材に応じ、今後の芸能活動への意気込みを語った。

番組プロデューサーが起用理由を語る
歌手の中森明菜が読売テレビのアニメ『あらいぐま カルカル団』(木曜深夜0時54分/BS日テレ:土曜午後11時28分)収録前囲み取材に応じ、今後の芸能活動への意気込みを語った。
同番組で中森は、東京都清瀬市が生んだ国民的VTuberのボーカル役を演じる。キュートなルックスと歌声でファンを魅了するアイドルキャラクターだが、中森は「小さい頃、学校から帰って、友達と遊ぶよりも近所の子どもたちの面倒を見ることが多かったんです。子どもが喜ぶ声とか遊び方とか、自分で心得ているつもりなので、(アニメ声で)『うわあ』みたいな感じでできればと思っています」と意欲を見せていた。
同番組の中田博也プロデューサーは「毎話、どういう驚きを作れるかを追求する中で、現代を象徴するVTuberというキャラクターを、昭和を代表するアイドルの中森明菜さんに演じていただきたいと考えました。カッコよくて、歌声もミステリアスな中森さんに、キュートなぶりっ子VTuber役を演じていただけたら、驚きをつくれますし、面白いのではないかと考え、オファーさせていただきました」と声優起用の経緯を語る。中森は「私でも見たら面白いじゃないと思ってくれたらうれしいなと思いました。大喜びでお受けいたしました」とオファーを受けたときの心境を明かしていた。
また、記者から今後の芸能活動について問われた中森は「一人でも多くの皆さんが楽しい時間を過ごせたとか、楽しかったと思っていただける日々だったり時間だったりを差し上げられるような存在でいられたら、行けるところまで行くのが目標というか、私のあるべき姿だと自分の中では感じています。声優さんであれ、なんでも皆さんがご希望されて、それに合わせられるのであれば、(オファーを)お受けしたい」と語りつつ、「中森にお願いしたけど『こいつダメ』と言われたら『すいませんでした』となりますが……」とボソリとつぶやき、笑いを誘っていた。
同番組は、1977年に放送された不朽の名作アニメ『あらいぐまラスカル』のスピンオフ作品。全世界人気企業ランキング不動の1位「秘密結社カルカル団」多摩支部が舞台で、選ばれしエリートたちが、世界征服を目標に、ボスの指令を日々遂行している。営業成績は振るわず、給料は上がらないが、彼らは一生懸命任務に励む。中森が声優を務めるボーカルは、26日放送の第13話と7月31日放送の第18話に登場する。
