年商億超え実業家・マギー、モータースポーツで活躍の今 地上波時代回顧「あの時必死に頑張ったから」

モデルであり、年商億超えの実業家としても活躍するマギーがABEMAモータースポーツアンバサダーに就任。JAF公認の国内レースライセンスを保有するほどの熱狂的ファンである彼女にモータースポーツの魅力や愛車との違いについて話を聞いた。

インタビューに応じたマギー【写真:くさかべまき】
インタビューに応じたマギー【写真:くさかべまき】

レース仕様のポルシェを購入したワケ「“速い”“音がいい”を求めると自然と」

 モデルであり、年商億超えの実業家としても活躍するマギーがABEMAモータースポーツアンバサダーに就任。JAF公認の国内レースライセンスを保有するほどの熱狂的ファンである彼女にモータースポーツの魅力や愛車との違いについて話を聞いた。(取材・島田将斗)

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――アンバサダーに就任するのは久しぶりだと思いますが、率直なお気持ちをお聞かせください。

「心から好きなことを認めてもらえた気がして、本当にうれしかったです。ちゃんと見てくれてたんだっていうのが伝わってきて。自分の好きなものをみなさんにお伝えできる機会をいただけたことに感謝しています」

――モータースポーツの魅力を初心者に伝えるとしたら。

「全チームを覚えるのは大変なので、例えば“ホンダとトヨタがトップ争いをしてる”とか、“このレースで何位以内に入るとポイントが取れる”とかそういった視点で見るのがおすすめです。。ちょっとでも事前に情報をいれておくだけで、“今抜かれた!”みたいな瞬間にワクワクできる。最初はただ速い車が走ってるようにしか見えなくても、入口さえつかめれば、どんどんハマっていくと思います」

――レースで使われている用語は難しいですよね。

「普段使わない言葉ばかりなので、1回で全部覚えるのは難しいですよね。正直、詳しい人と一緒に行くのが一番早いです(笑)」

取材会では実際に使用している靴も着用していた【写真:くさかべまき】
取材会では実際に使用している靴も着用していた【写真:くさかべまき】

フォーミュラカーの運転は「完全にアスリートの世界」

――ABEMAでレースを見るときのおすすめポイントは。

「ABEMAは初心者にも分かりやすい解説が入るので自然と理解が深まります。見終わったころには半分以上頭に入ってくると思いますよ。この前、私のヘアメイクさんが、初めてレースを見たんですけど『めっちゃ楽しかった』って選手の名前まで覚えてくれてました。だから初心者の方はには、ABEMAでの視聴を本当におすすめします」

――フォーミュラカーの運転ってどんな感覚なのですか。

「フォーミュラは屋根がないので、風圧・スピードをダイレクトに感じます。100キロでも体感では200キロぐらいに感じます。それが“怖い”と感じる人もいれば、私みたいにアドレナリンが出て“楽しい!”って思う人もいるかと思います」

――アクセルをちょっと踏んだだけで、ぐんと進んでしまうのでしょうか。

「実は、ストレートでスピードを出すにはしっかり踏み込まないとダメなんです。しかもブレーキもすごく硬くて、力が必要なんですよ。そのくらい体力も筋力も使うので、レース後は2~3キロ痩せていることもあるくらい。見た目は優雅に走ってるようでも、実はすごくハード。足もステアリングも重い。完全にアスリートの世界です」

――コースを走るのって繊細な作業かと思っていました。

「繊細さももちろん必要ですが、同時にものすごい筋力がいります。ドライバーの皆さんは日頃から筋トレしていて。でも体重を増やすのもNG。なぜなら車の重さに影響してしまうから。G(重力)も一般車の何倍もかかるし、“大きすぎず強い体”を維持してるんですよね」

――最近、ポルシェ・ケイマンを購入されたそうですね。レース車両との違いは。

「エンジン音はやっぱり違いますね。フォーミュラカーの方がさらに大きいですけど、私の車もかなり大きい音が出ます。一応レース仕様なので、一般車とはまた別。大きなウイングが付いていて、車高も低くて、サイズ感も迫力満点。日常では味わえない感覚を楽しめるのが魅力です」

――なぜレース仕様の車に。

「“速い”“音がいい”を求めると、自然とレース仕様にたどり着きます。それに単純に見た目がカッコいい(笑)。少年心というか…エンジンをかけて踏み込んだときの吹き上がる音、それが最高なんです。YouTubeの企画で乗ってみたときに『これだ!』って思って、即決でした」

――角田裕毅選手がレッドブル入りしたことのすごさとは。

「まず、F1はヨーロッパが中心のスポーツなので、日本人がシートを獲得すること自体がすごいこと。F1は全チーム合わせて20人しか出場できなくて、その中の2枠に入るって…倍率は想像以上です。そのうえで、トップチームのレッドブルに入るなんて、もう奇跡レベル。でも、そんな奇跡が“当たり前”になってほしいとも思います。例えるなら、サッカー日本代表の選手がバルセロナでフォワードを務めるようなものですね」

――ABEMA『ダマってられない女たち』での密着も話題です。地上波時代と比べて、今の方が幸せですか。

「あのとき必死に頑張ったからこそ、今、自由に好きなことができている。そう思うと、あの頃の努力があって今があるのは間違いないですね」

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