「キモすぎる」新幹線グリーン車、女性用トイレで喫煙 出てきたのは高齢男性…異常事態にあ然

仕事先からの帰り、新幹線に乗っていたら、急にアラーム音が鳴り始めた。警報が聞こえてくるのは、どうも女性用トイレからだ。妙な空気が流れた車内。車掌が飛んできて、「お客さんたばこを吸いましたね?」と問い詰めて……。トイレから出てきた人物に仰天。迷惑マナー違反の一部始終を聞いた。

新幹線グリーン車のトイレで騒動が勃発(写真はイメージ)【写真:写真AC】
新幹線グリーン車のトイレで騒動が勃発(写真はイメージ)【写真:写真AC】

車掌はその場を離れ「個室のドアは閉まったままでした」

 仕事先からの帰り、新幹線に乗っていたら、急にアラーム音が鳴り始めた。警報が聞こえてくるのは、どうも女性用トイレからだ。妙な空気が流れた車内。車掌が飛んできて、「お客さんたばこを吸いましたね?」と問い詰めて……。トイレから出てきた人物に仰天。迷惑マナー違反の一部始終を聞いた。

「先日グリーン車の女子トイレから大きなアラーム音がして、何人かの客が外から『大丈夫ですかー』なんて声かけをしてたんだけど、憮然とした顔の車掌がやってきて『お客さんタバコ吸いましたね? 煙を感知すると音が鳴るんですよ。やめて頂けませんか』って言ってた。ちなみに出てきたのはジジイw」

 驚きの事態をXで報告したのは、heppoko(@redpediatrics)さんだ。

 日曜の夕方、多くの人が静かに過ごす時間帯。それが、突然の警戒音によって一転した。「のぞみで新横浜に向かっている途中の出来事でした。グリーン車の、車両の端に近い通路側の席に座っていたのですが、だいたい小田原を通過したあたりで女子トイレあたりからアラーム音が鳴り始めました」。

 何事かと周囲がそわそわし始める。「デッキに近い席の人たちは、アラーム音が何なのか分からず、音のする方を見ていましたが、何人か個室に向かって『大丈夫ですか?』と声をかけていたので、女子トイレで何かあったのかな、と思いました。また、個室内からの返事がなかったので、急病人だったらどうしようとは思っていました」。一抹の不安もよぎった。

 新横浜駅への停車が近付く。「新横浜で降りる人たちがデッキに立ち始めたところで、車掌さんがアラームを止めに来て、個室に向かって大きめの声で話していました。内容は投稿の通りです。車掌さんが話している間に個室内からの返事があったかどうかは分かりませんが、新横浜が近くなって減速し始めたこともあり、車掌さんはキツめに話をした後、その場を離れました。ここまで、個室のドアは閉まったままでした」。

 不気味に閉じられた個室ドア。heppokoさんも新横浜駅で下車するため、準備をしていたところ、がく然とする光景が目に入ってきた。「新横浜に着いて列車のドアが開いたとほぼ同時に女子トイレのドアが開き、高齢の男性が出てきたのを目撃しました」。

 グリーン車で発生した“異常事態”。投稿は反響を呼び、「ダブルでダメやん」「キモすぎる」「それも女子トイレ!!!!気持ち悪い!!!」と、不快感を口にする人が続出した。

 新幹線内で相次ぐ乗車マナーやルール違反。個人の資質に関わる部分も大きいが、みんながより快適に乗車時間を過ごせるように、乗客側の意識向上も求められている。heppokoさんは「自分は喫煙しないので、喫煙者の『喫煙を我慢できない気持ち』は分かりかねますが、ルールを無視せざるを得ないほどの何かがあるんでしょうね。99.9%の喫煙者が我慢できている以上、今回のエピソードはある意味特殊な人間によるレアケースに過ぎないのではないでしょうか。これをもって喫煙者全体を攻撃するのもどうなのかと。ただ、今回の高齢男性は、もし新横浜に着くのが30分遅かったら車掌に捕まっていたかもしれません。『女子トイレで』というのはただ単にトイレの表示を見てなかっただけではないでしょうか」と複雑な心境を明かした。

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