CPU対戦では無双もオンラインでは惨敗…敗因を自己分析 パワプロのプロテストに挑戦

新型コロナウイルスの影響で予定より試合数を削減し約3か月遅れで開幕したプロ野球も、気付けばもう折り返し地点に差し掛かっている。もうすぐ聞こえてくる9月の足音と、「シーズンが半分終わった」という実感を胸にすると、なんとなく寂しくなるもの。しかし、日本にはプロ野球のオフシーズンの時期に開幕するもう1つのプロ野球が存在する。それが「eBASEBALL プロリーグ」だ。

現在開催中の「eBASEBALL プロリーグ」オンライン予選。激戦を勝ち抜き、プロになるのは誰だ
現在開催中の「eBASEBALL プロリーグ」オンライン予選。激戦を勝ち抜き、プロになるのは誰だ

プロ野球12球団がKONAMIとタッグ「パワプロ」を使ったもう1つのプロ野球

 新型コロナウイルスの影響で予定より試合数を削減し約3か月遅れで開幕したプロ野球も、気付けばもう折り返し地点に差し掛かっている。もうすぐ聞こえてくる9月の足音と、「シーズンが半分終わった」という実感を胸にすると、なんとなく寂しくなるもの。しかし、日本にはプロ野球のオフシーズンの時期に開幕するもう1つのプロ野球が存在する。それが「eBASEBALL プロリーグ」だ。

「eBASEBALL プロリーグ」は、家庭用ゲーム「eBASEBALLパワフルプロ野球」を使用した、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ。プロ野球12球団はeドラフト会議での選手選択によって4名のチームを結成し、プロ野球と同様、セ・リーグとパ・リーグに分かれ、日本一の座をかけて争う。今季で3シーズン目を迎え、ますます盛り上がりを見せるeスポーツの人気タイトルだ。昨季はセ・リーグはヤクルト、パ・リーグはロッテがそれぞれリーグ優勝。しかし、eクライマックスシリーズから「SMBC e日本シリーズ」に勝ち進んだ巨人が下克上日本一を果たすなど最後までファンを楽しませた。

 そして、昨季を戦い抜いた48名のプロプレイヤーのうち、約半数の22名が継続契約を獲得。その結果、今季は新たに26名がプロプレイヤーとして活動できる権利を得ることに。球団の名を背負った“プロ”になるため、プレイヤーたちが挑むのが、24日から行われている「eBASEBALL プロリーグ プロテスト」だ。プロテストはオンライン予選を経て、実技、面接と選考を重ねたプレイヤーたちを選出。約40名に絞られたプレイヤーは、10月17日に行われる「eドラフト会議」で指名の時を待つ。

 その第1関門である「オンライン予選」は、PlayStation(R)4/Nintendo Switch(TM)版「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」をプレイしている人ならば誰でも参加可能。そこで、筆者も参加してそのレベルの高さに挑戦してみることにした。

次のページへ (2/4) プロテストでは使用できる選手のバリエーションに制限が…
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