明石家さんまのYouTube出演、30万回再生を突破 チャンネル登録者数はあっという間に1万人

タレント・明石家さんまの異例となるYouTube出演で話題となった落語家・桂小文枝のYouTube「小文枝のおしゃべり喫茶 登録者5千名突破記念SP第2弾 お笑い怪獣 明石家さんま編」の第2弾が8日、アップされた。5月18日にさんまが21年ぶりに参加した大阪でのイベント「彦八まつり」出演前に撮影されたもので、さんまと笑福亭鶴瓶と小文枝が昔話を中心に盛り上がった。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

今月5日に第1弾が公開

 タレント・明石家さんまの異例となるYouTube出演で話題となった落語家・桂小文枝のYouTube「小文枝のおしゃべり喫茶 登録者5千名突破記念SP第2弾 お笑い怪獣 明石家さんま編」の第2弾が8日、アップされた。5月18日にさんまが21年ぶりに参加した大阪でのイベント「彦八まつり」出演前に撮影されたもので、さんまと笑福亭鶴瓶と小文枝が昔話を中心に盛り上がった。

 7月に70歳を迎えるさんまは奈良を離れて師匠・笑福亭松之助さんの門をたたいてから52年と振り返った。小文枝が「松ちゃん先生(松之助さん)はちょっとアウトローみたいな雰囲気あるやん」と指摘すると、さんまは「そのアウトローに憧れたんだと思いますね」と明かした。高校時代に当時のなんば花月を見に行ってたというさんまに、小文枝は「普通ならウチの師匠(先代・桂文枝)なり、(笑福亭)仁鶴さんでありとか」と入門先を不思議がった。

 さんまは「浮かばなかったですね。小文枝師匠(先代文枝)も出てらっしゃいましたし、仁鶴師匠も全盛期でしたから。すっごいっていうのは分かりましたけど、『面白いのはこの人だけや』と」とコメント。鶴瓶が笑い、小文枝が「松ちゃん先生?」と言うと、さんまは「高校生の『こんなんおもんない』いう(反発した)時代ですし。この世界入って、みんなのすごさがわかるんですけど。笑ったのがウチの師匠だけでしたね。その日の舞台(は)。ほんで『この人や』って思ったんです」と振り返った。

 小文枝が「修行はしたん?」と聞くと、さんまは「やりました」と即答。小文枝は「(松之助さんは)ものすごい細かいで」というと、鶴瓶も「きっちりしてはる」と同意した。小文枝は場つなぎで松之助さんに話したことに対し、長文の手紙が来たという。仕方なく返信すると、さらに返ってきたため、約2か月もやりとりが続いたとした。さんまは「僕は一方的にお手紙をいただくんですけど、『返信しません』って師匠に言うてあるんです。『この文に勝てないんで、返信しませんけど、よろしいでしょうか』(って)。毎週のように手紙くれはりましたけど」と明かした。

 鶴瓶にも、亡くなる直前の松之助さんから手紙が届いたという。松之助さんの長男で弟子の明石家のんきをかわいがっていた鶴瓶だが、松之助さんの手紙は「お前に(のんきを)お前って言われることはない」という内容だったと立腹した。さんまは鶴瓶が正しいとしつつ、病床の師匠から「『さんま、どう思う? 鶴瓶がのんきのことをお前言うとる』って(言われて)『そら、あきまへんな』って(返した)」と一枚かんでいたことを告白。鶴瓶が「おい、いま初めて知ったよ」というと、さんまは「あれは(そう)言う。(もうすぐ)死なはんねや」と鶴瓶をなだめ、小文枝も同調した。

 松之助さんは2019年2月に死去するが、さんまは亡くなるかなり前に桂文枝から「お前んとこ、師匠危ないからはよ行け」と連絡があり、仕事をキャンセルして飛んで行ったと回想。「そっから(亡くなるまで)3か月でっせ。(文枝からは)『今晩がヤマ場や』言うて電話あって」と明かし、「そっから3か月長生きしはった。そっから毎週、病院行かなあかんくなってしもうた」と説明。文枝からの早すぎた連絡が、鶴瓶への手紙にもつながると笑いにした。その後「出番10分前です」とさんまに告げられると、すぐに撮影は終了された。

 5日にアップされた第1弾は30万回視聴を達成。さらにチャンネル登録者数は1万人を突破した。小文枝はこの日、第2弾をXで告知するとともに「さんまさん鶴瓶さんのおかげで登録者1万人超えました。また次のスペシャルを考えます」と感謝した。

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