フジテレビ、「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却明言 「『他のものを犠牲にしてもいい』という誤解や曲解があった」
フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は30日、都内で定例の取締役会を開き、一連の問題で受けた総務省からの行政指導に対する再発防止案、改革案を報告。フジテレビの清水賢治社長は長らく同社のスローガンでとしてきた「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却」を明言した。

ガバナンス・組織改革として、編成・バラエティー部門を解体・再編しアナウンス室を独立
フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は30日、都内で定例の取締役会を開き、一連の問題で受けた総務省からの行政指導に対する再発防止案、改革案を報告。フジテレビの清水賢治社長は長らく同社のスローガンでとしてきた「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却」を明言した。
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取締役会後、報道陣の取材に応じたフジテレビの清水賢治社長は、再生・改革に向けた8つの具体策を列挙。ガバナンス・組織改革としては、編成・バラエティー部門を解体・再編し、アナウンス室を独立させるとした。
「社内の一部に『楽しくなければテレビじゃない』を過度に重視した風土が根付いていたことを重く受け止めています」と清水社長。これまでの編成・制作がキャスティングする側、アナウンサーがされる側という従属的な関係性を廃し、コーディネーター制度を創設し、番組への起用やマネジメントの流れを見直していくと説明した。
あらためて、同スローガンについて問われた清水社長は「80年代のフジテレビ躍進を支えた一大スローガンで、いいところがたくさん詰まったスローガン。全部を捨てるわけではないが、『おもしろければ他のものを犠牲にしてもいい』という誤解や曲解があり、批判につながっている。おもしろいことはとても大事だが、何かの犠牲の上に成り立つものではない。あえてそういう(脱却という)言い方をしていますが、それでもおもしろい番組を作るのがプロフェッショナル」と話した。
