ももクロあーりん、ソロ配信ライブ成功の裏に隠された演出家の思考「ショーを創ろう」

「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏が7月12日午後6時30分から都内某所にて無観客で実施した単独生配信ライブ「A-CHANNEL」の模様が、動画配信サイトGYAO!にて見逃し配信が行われている。

生配信ライブをファンに届けた佐々木彩夏
生配信ライブをファンに届けた佐々木彩夏

「ファンに喜んでもらえることを」という思いで企画された配信ライブ

「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏が7月12日午後6時30分から都内某所にて無観客で実施した単独生配信ライブ「A-CHANNEL」の模様が、動画配信サイトGYAO!にて見逃し配信が行われている。

 本ライブは、横浜アリーナで開催予定だったソロコンサート「AYAKA NATION2020」が新型コロナウイルス感染拡大予防のため中止となり、その代わりとして「ファンに喜んでもらえることを」という思いで企画されたもの。

「あーりんの誕生から幼稚園児、中学生、高校生と成長して大人になるまで」をコンセプトに、会場内に設けられたいくつものステージを縦横無尽に走り抜け、キュートな園児服やセーラー服、ガーリーなドレスなど数々の早替えもしながら、さまざまな表情をファンに届け、エンターテインメントたっぷりの内容となった。

「あーりん誕生~成長ストーリー」は、佐々木本人が同配信ライブのために新たに考えたテーマで、横浜アリーナでのライブのために計画していた演出とは全く違うものだという。

「横アリでやろうとしていたことを配信ライブでやるかどうか、あーりんもとっても悩んでいましたが、バッサリやめて『新しいコンセプトで行く』と本人が決意。そして、この企画を提案してくれました」

 こう裏側を明かしたのは、演出をサポートしたフィルムデザインワークスの佐々木敦規氏だ。同氏は数々のテレビ番組で演出を務め、ももクロが出演した番組や、ももクロのライブ演出も多数手掛けてきた人物だ。

次のページへ (2/3) コロナ禍での配信ライブは「ピンチだったがチャンスに変えるきっかけ」
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