芸能人の熱愛報道、なぜ歓迎できない? バッシングが起きるカラクリに気づく
俳優の瀬戸康史とモデルで女優の山本美月が結婚し、祝福ムードに包まれている。特に公開されたおそろいの白いパンツスーツでの2ショット写真が「素敵すぎる」「2人ともカッコよすぎる」などと反響を呼び、羨望の眼差しが向けられている。
「ショック」「失望した」「ファンやめる」「どうせすぐ別れる」
俳優の瀬戸康史とモデルで女優の山本美月が結婚し、祝福ムードに包まれている。特に公開されたおそろいの白いパンツスーツでの2ショット写真が「素敵すぎる」「2人ともカッコよすぎる」などと反響を呼び、羨望の眼差しが向けられている。
芸能界における、いわゆる“美男美女”カップルの例は枚挙にいとまがないが、何も相手は芸能人に限ったことではない。一般の企業に勤める人が相手であることも多く、これまでに数多くのカップルが誕生してきた。
例えば、モデルで女優の新川優愛が9歳年上のロケバスドライバーと結婚し、大きな話題になったのは記憶に新しい。この時も世間は概ね祝福に沸いたが、一方では歓迎しない声や、口さがなく批評したり心ない言葉を投げかけたりといった行動も目に付いた。
芸能人の熱愛や結婚が報道されたときに必ず目にするのが、このような歓迎しない声やバッシングの類いである。それも、あくまで筆者個人の印象に過ぎないが、若手の芸能人やアイドルの場合にそういった傾向が強い。
「ショック」「失望した」「ファンやめる」「どうせすぐ別れる」――。
なぜこのような声が出てくるのか。同じ思いを抱く人も多いだろう。しかし、恋愛が個人の自由であるのと同じように、報道に接してどのようなことを感じどのような言葉を口にするかはあくまで個人の自由であるので、その点を論じようとは思わない。
熱愛や結婚報道に際してのバッシングを目にしたとき、筆者が思うのはただ1つのことである。
この人たちは「I”s」を読んでいないのだろうか――と。