吉本興業、オンカジ問題の今後の対応を発表 関与するタレントは「協議の上、順次芸能活動を自粛」
吉本興業は27日、公式サイトで所属タレントによるオンラインカジノ利用について、今後の対応を発表した。

外部の弁護士を交えてヒアリングなども実施
吉本興業は27日、公式サイトで所属タレントによるオンラインカジノ利用について、今後の対応を発表した。
「オンラインカジノ問題に関する今後の対応について」と題して、サイトを更新。「このたびは、弊社所属の複数のタレントがオンラインカジノを利用し違法な賭博行為をしたとして、捜査当局の事情聴取を受けるなどしており、関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけしていること、また、ファンの皆様に大変ご心配をおかけしていること、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
続けて、「過日お伝えしたとおり、現在、弊社におきましては、捜査に全面協力すると共に、外部の弁護士を交え、タレントに対して複数回にわたるヒアリングを実施するなど、事実関係を調査しており、各タレントとも今回の問題について真摯に向き合っているところでございます」と現在の状況を説明。
その上で、「最終的な処分等は、捜査の結果等を踏まえることになりますが、事実関係が確定し、様々な判断が決するまでは、関係各所及び本人とも協議の上、順次、芸能活動を自粛させていただいております」と明かした。
「オンラインカジノの違法性につきましては、昨年も研修等を通じて、複数回にわたり、全ての所属タレントに啓蒙しておりましたが、このような事態を招いたことを踏まえ、現在、弊社ガバナンス委員会を中心として、外部有識者や関係機関にも相談しながら、再発防止や各種問題の解消に向けた様々な方策を検討しております。今回の問題に関する弊社の取り組みにつきましては、決まり次第、お知らせさせていただきます」と伝えた。
吉本興業所属タレントによるオンラインカジノを利用した賭博をめぐっては、令和ロマン・高比良くるまが警視庁保安課から事情聴取を受けたと報道され、本人も過去の賭博を認めて謝罪し、活動自粛している。
※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
