はなわ、『佐賀県』の歌詞に「ウソ」も 大ヒットで本人慌てて“埋め合わせ”「自分でお金出して」
お笑い芸人でミュージシャンのはなわが23日、TBS系『週刊さんまとマツコ』(日曜午後1時)に出演。出身地にまつわる秘密と、大ヒット曲『佐賀県』に関する裏話を明かした。

TBS系『週刊さんまとマツコ』に出演
お笑い芸人でミュージシャンのはなわが23日、TBS系『週刊さんまとマツコ』(日曜午後1時)に出演。出身地にまつわる秘密と、大ヒット曲『佐賀県』に関する裏話を明かした。
この日は「ローカル芸能界シリーズ」第5弾として佐賀県を特集。スタジオには、はなわのほか、佐賀県でレギュラー番組を持つ波田陽区、九州芸能界の事情通・ゴリけんが集結した。
佐賀県は「都道府県魅力度ランキング2024」で、昨年の46位から最下位に転落した。波田は、その要因の1つとして2003年に大ヒットし、NHK『紅白歌合戦』でも披露したはなわの『佐賀県』を指摘。「あれで佐賀のイメージが全国の方に付いちゃった」とし、はなわに対して「この方は元々佐賀出身でもなくて。佐賀にちょっと住んでるだけで、佐賀を利用して売れた人間」「諸悪の根源は全部、はなわさんなんです」と物申した。
これを受け、レギュラーメンバーのマツコ・デラックスが「はなわさんは、どこ出身なの?」と聞くと、はなわは「出身は佐賀なんです、ホントに」と発言。「佐賀生まれなのね?」との確認には「生まれた瞬間は……出生地は埼玉なんです」とするも、「育ったのは佐賀なんです」と説明した。
だが、マツコが「おいくつから佐賀?」と聞くと、「あの、小6から……」と告白。進行役の平成ノブシコブシ・吉村崇が「小6!?」と驚いた際には「小6っていうのも今まで隠してたんですけど、弟(ナイツ・塙宣之)が言うんですよ」と述べ、「ただ、小6から高校卒業まで佐賀にいて。で、妻も佐賀で、しかも移住してますから。佐賀を愛してるんです」と熱弁した。
一方で、自身でも「責任を感じている」という『佐賀県』については、「まさか僕も、当時、東京のお笑いライブで歌ってた歌が、あんなに売れるとは思わなかったんですよ」とコメント。「最初の方は実話の歌を歌ってたんですけど、あれは、実は54章くらいあるんですよ。『ロード』(THE 虎舞竜)とかよりも全然、多いんですよ」として笑いを誘うともに、「だから、事実じゃなくてフィクションもある」と告げた。
その流れで、ゴリけんが「吉野家じゃなくて吉田屋があるっていうのはウソですもんね?」と歌詞に触れると、はなわは「いや……そうなんです」と自白。スタジオが大ウケする中、「結構『佐賀県』が売れた時に、聖地巡礼だって言って、みんなが各地から『はなわの歌の(場所)を見に行こう』なんて行くんですよ」と当時を振り返ると、「『吉田屋がどこにもないぞ?』ってなっちゃって……。やばいってなって、僕、自分でお金出して作ったんですよ」とも語り、さらなる爆笑を誘った。
なお現在、吉田屋は閉店している。
