週刊文春、中居正広氏・フジ問題の記事一部を密かに修正も…「フジ幹部社員の関与は変わらない」
週刊文春は28日、「中居正広・フジテレビ問題について」と題し、報道内容の一部修正していることを発表した。有料サイトの「週刊文春 電子版」を限定で無料公開し、昨年12月26日発売号で報じた内容を次号の1月8日発売号以降は修正していると伝えている。
「週刊文春 電子版」で事情説明
週刊文春は28日、「中居正広・フジテレビ問題について」と題し、報道内容の一部修正していることを発表した。有料サイトの「週刊文春 電子版」を限定で無料公開し、昨年12月26日発売号で報じた内容を次号の1月8日発売号以降は修正していると伝えている。
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週刊文春は、元タレント・中居正広氏と20代女性の「性的トラブル」とフジテレビ幹部社員の関与を報じ続けている。その第1弾となった昨年12月26日発売号の内容が、ひそかに修正されていた。
「昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていました。しかし、その後の取材により『X子さんは中居氏に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています」
その上で「12月26日発売号に掲載された記事は現在でも『週刊文春 電子版』で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています」とし、「これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、『(事件は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません』と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています」との姿勢を示している。
週刊文春が「X子さん」とする女性は、2023年6月にフジテレビへ被害を報告。事案にAが関わっていたかは、同問題のポイントになっている。その状況下、当日のことについてフジテレビは早々に「社員の関与はなかった」とし、27日に開催した10時間23分に及ぶ記者会見でも「当日、Aの関与はなかった。中居氏、本人、通信履歴を確認している」と繰り返していた。