プリキュア新シリーズは“アイドル” 『キミとアイドルプリキュア♪』が2・2スタート
ABCテレビ・テレビ朝日系のプリキュアシリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』(日曜午前8時30分)が2月2日から放送されることが、5日に発表された。
キュアウインクとキュアキュンキュンと共に“キラッキランラン”に
ABCテレビ・テレビ朝日系のプリキュアシリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』(日曜午前8時30分)が2月2日から放送されることが、5日に発表された。
プリキュアシリーズは、2004年2月1日に放送を開始した『ふたりはプリキュア』から現在放送中の『わんだふるぷりきゅあ!』まで、21作品継続している東映アニメーションオリジナルの長期テレビアニメ。毎年モチーフやテーマを変えながら、日常を守るために『プリキュア』に変身し、さまざまな敵に立ち向かっていく。出会った仲間たちと友情や絆を深め、成長していく姿を描く。テレビシリーズのほか、劇場版作品など展開を広げており、今回の『キミとアイドルプリキュア♪』はプリキュアシリーズ第22弾となる。
今作のモチーフはアイドル。『“キミ”がいるから輝ける、強くなれる!』をテーマに、「歌って踊ってファンサして■キミと一緒に! キラッキランラン~♪」(※■はハートマーク)と、どんな真っ暗闇でも相手を“キラッキランラン”にしていく。
主人公の咲良(さくら)うたは、歌うのが大好きな中学2年生。明るく元気いっぱいな女の子で、自分の気持ちをその場で歌うこともよくある。キラキラして、ランランして、ニコニコした感じがする「キラッキランラン」なものが好きで、口癖は「キラッキランラン~♪」。そんなうたはある日、伝説の救世主『アイドルプリキュア』を探しにきた妖精・プリルンと出会う。プリルンは、ふるさとの『キラキランド』が、『チョッキリ団』のボス・ダークイーネによって、真っ暗闇にされてしまっていた。そんな中、街の人の“キラキラ”がチョッキリ団によって奪われていく。うたは「キラッキランランにしたい! 私の歌で!」という決意から、“アイドルスマイル”がファンサ(ファンサービス)の伝説の救世主『キュアアイドル』に変身する。
また、うたと同じクラスの中学2年生・蒼風(あおかぜ)ななは、ピアノを弾くことが得意で、優しくかしこい女の子。“ウインク”がファンサの『キュアウインク』に変身する。さらにうたのひとつ下の中学1年生の紫雨(しぐれ)こころはダンスが得意で、熱さを内に秘めるしっかり者。口癖は「心キュンキュンしてます!」。“キュンキュンポーズ”がファンサの「キュアキュンキュン」に変身する。
うた/キュアアイドルの声を担当するのは、『わんだふるぷりきゅあ!』にも出演した松岡美里。「幼い頃から憧れていたあのプリキュアを自分が演じるという驚きと喜びで泣いてしまいました」と感動し、「あの時憧れていた気持ちを子どもたちにも持っていただけるように、大切に大切に向き合っていきます!」と意気込んでいる。
なな/キュアウインクは高橋ミナミが担当。「夢みたいで、夢じゃなくて、今まで挑戦してきたプリキュアオーディションの事を思い出して、ただひとつ確かな事はやっと運命のプリキュアに出会えたって事!!」と喜んだ。こころ/キュアキュンキュンを演じるのは、『デリシャスパーティ■プリキュア』に出演した高森奈津美。プリキュア役のオファーに「『わたしがプリキュアに!?』と信じられない気持ちでいっぱいでした。『本当に? 本当ですか? 本当は冗談ですか?』と何度も確認した」と驚き、「今のわたしにプリキュア役を任せて頂ける……その意味をしっかりと噛み締めながら1年間を大事に作品と向き合えたらと思います」と語った。
以下、キャストのコメント全文。
○松岡美里:キュアアイドル/咲良うた役
――プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください
「幼い頃から憧れていたあのプリキュアを自分が演じるという驚きと喜びで泣いてしまいました。スタッフのみなさまがサプライズでお知らせしてくださり、その温かさと優しさにも本当に胸が熱くなりました。子どもたちの憧れを作るみなさまの一員になれたこと、大変光栄に思います。あの時憧れていた気持ちを子どもたちにも持っていただけるように、大切に大切に向き合っていきます……!」
――松岡美里さんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください
「今でも友達とプリキュアの話で盛り上がります。幼い頃に感じたものは、すごく新鮮で純粋でキラキラしていると思うんです。いつになっても色褪せない時間をくれるところがすごく魅力だなと思います!! それと、『わんだふるぷりきゅあ!』にも出演させていただいていたのですが、幼い頃に感じたものとは違う気持ちになりました。泣いたり、笑ったり……子どもはもちろんのこと大人も楽しめるので、もっと年月を重ねることでもう一度見たいと感じるところも、魅力の一つだと思います!」
――キュアアイドル/咲良うたを演じるうえでの意気込みを教えてください
「うたちゃんは歌うことがとっても大好きな、彼女自身にキラッキランラン♪なものがたっくさんつまった女の子です! 周りが自然と応援したくなる無邪気さと明るさを持っていて、見ているだけで笑顔になれるような、そんな魅力を表現できればと思っております! 私は今までたくさんの人からキラキラをもらってきました。このキラキラを見ている皆さん一人一人に届けられるよう、精一杯頑張ります!! よろしくお願いします!!」
○高橋ミナミ:キュアウインク/蒼風なな役
――プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください
「この日を長い間待ち望みすぎていて、一言では言い表せない感情がとめどなく押し寄せていました。夢みたいで、夢じゃなくて、今まで挑戦してきたプリキュアオーディションの事を思い出して、ただひとつ確かな事はやっと運命のプリキュアに出会えたって事!! うれしすぎました、心がキラキラに輝きました。プリキュアを大好きなみんなの心もキラキラにしたいって思いました。同時にすさまじい責任感も生まれて……、感情のポジティブジェットコースターでした!」
――高橋ミナミさんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください
「『常に挑戦し続けている』魅力はたくさんあるけど特に私が心を惹かれているのは毎年必ず新しい挑戦をして、更にプリキュアが作品としての輝きを増しているところです! 本当にかっこよくて憧れます。みんなの憧れで居続けるのは簡単な事じゃないからこそ伝えたい軸はぶらさず進化をやめない。私の人生もそうありたいと思わせてくれます」
――キュアウインク/蒼風ななを演じるうえでの意気込みを教えてください
「私が演じる蒼風ななちゃんは『大切』を大事にできる人、人のために頑張れる女の子です。これから収録を重ねていく上で人の為には勿論だけど彼女が自分自身の為にも頑張れるように、勇気を出せるように一緒に一歩一歩進んでいきたいと思っています! 本当に本当に人生の中で待ち望んでいたこの瞬間を噛み締めながら、心を込めて演じさせていた
だきます。そして私は勿論ですが事務所の方々も本当に喜んでくださって幸せです。この幸せを早くファンの皆さんと友だちと家族に伝えたいです!! みんなー!! 高橋ミナミ、プリキュアになります!!!!!!」
○高森奈津美:キュアキュンキュン/紫雨こころ役
――プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください
「『わたしがプリキュアに!?』と信じられない気持ちでいっぱいでした。『本当に? 本当ですか? 本当は冗談ですか?』と何度も確認したら現実だったのですが、その日家に帰ったらじわじわと気持ちが込み上げてきて涙が出ました。今この瞬間もまだ少しだけ夢を見ているような気持ちでいますが、今のわたしにプリキュア役を任せて頂ける……その意味をしっかりと噛み締めながら1年間を大事に作品と向き合えたらと思います」
――高森奈津美さんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください
「わたしは『デリシャスパーティ■プリキュア』でコメコメ役を担当させて頂いていたのですが、1年間そばでプリキュアたちを見ていて、とてもあたたかくて格好良くてキラキラしていて、そしてなんて沢山の愛をくれる作品なんだろうと思っていました。優しさだったり心の強さだったり、時には逃げ出したくなったり、いろんな気持ちを教えてくれて。何より毎週沢山のワクワクとキラキラをくれる……そんなところが本当に大好きです」
――キュアキュンキュン/紫雨こころを演じるうえでの意気込みを教えてください
「キュアキュンキュンのイラストを初めて見た時は、なんて可憐で可愛らしい子なのかとびっくりしました。最初はキュアキュンキュンという名前と愛くるしい見た目からお芝居を想像していたのですが、少しずつこころと触れ合う事でかなり印象は変わってきたような気はします。きっと『キュンキュン』という言葉はときめきでもあり、こころの情熱だったり闘志みたいなものだったり、そういった熱い心全般を指すものだと思うので、そこを丁寧に大事に演じていけたらいいなと思います。こころがわたしの夢をかなえてくれたので、今度はわたしが、こころがキラキラに輝けるよう全力で心をキュンキュンさせて支えていきたいと思います」
※高橋ミナミの「高」の正式表記ははしごだか