中田敦彦、M-1視聴で感じた「自分はもう無理」 連覇の令和ロマンに“金言”「尖ったら損!」
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦は、29日に放送されるTBS系の特別番組『報道の日2024』(午前9時54分)で報道番組のMCに初挑戦する。番組放送にあたって囲み取材に応じ、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』で史上初の連覇を成し遂げたお笑いコンビ・令和ロマンについても言及した。
今年のM-1決勝を視聴「めちゃくちゃ面白かった」
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦は、29日に放送されるTBS系の特別番組『報道の日2024』(午前9時54分)で報道番組のMCに初挑戦する。番組放送にあたって囲み取材に応じ、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』で史上初の連覇を成し遂げたお笑いコンビ・令和ロマンについても言及した。
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今回の『報道の日』では、フリーアナウンサーの膳場貴子、TBSの井上貴博アナウンサー、そして中田の3人がMCを担当。“テレビ報道70年”の裏側を一挙公開し、「今だから話せる“禁断ニュース”」にスポットライトを当てる。
チャンネル登録者数540万人超のYouTubeを中心に活動している中田が地上波に出演するのは1年ぶり、報道番組のMCは初挑戦となる。“禁断ニュース”にちなみ、「今だから話せる“禁断ニュース”」を尋ねられた中田は、「黒歴史しかないので」と笑顔でかわす一方で、「(22日の)M-1を見て、めちゃくちゃ面白かったです」と感想を口にした。
「(連覇した)令和ロマンはすごいと思いました。しゃべくり漫才のあとに漫才コントをやって、あれだけ盛り上げて。トップバッターでもう奇跡。普通はあんなことできない」
中田はさらに、「(2位の)バッテリィズ、好きになっちゃいました。好きになったら笑いやすい。魅力的でみんな好きになったんじゃないかな。最終決戦の3組もすばらしかったけど、4位のエバースは文学的、知的でしたね。審査員席も若林(正恭)さんとか石田(明)さんとか同じ時代を頑張ってきた近い世代の芸人さんが入っていて、『大変な審査だろうけど頑張ってね』と応援していました」と語った。
「自分もまだ笑わせたいか? もう無理だな、ネタなんかできないと思いました。みんな、1年間研鑽(けんさん)を積んでM-1の舞台に立っている。オリンピックみたいなもの。私も懐かしんで見ている。私には私の今の戦いがあるので、とてもすがすがしい気持ちで見ていました」
「うそは必要」の真意は?
令和ロマン、特に高比良くるまは“尖っている”と表現されることも多い。中田は、自身のかつてのスタイルと重ね合わせ、「言いたいのは、尖ったら損!」と笑った。
「誰が言うてんねん、なんですけど。炎上したから、尖ったら損だなって(笑)。自分は、尖っていたと言うよりは、思っていることを言うのが正しいと思っていた。もう、何もわだかまりはない。あと、うそは必要だと分かりました(笑)。ある程度人間はうそが必要。周りを見ると、みんなそうして頑張っている。うそは人間の英知。なるべく思っていることを言いつつ、言わなくても言いことは言わなくていいかなと」
相方の藤森慎吾との今後の出演については、「視聴者のニーズ(次第)」と中田は回答した。
「私と相方(藤森)で見たいよ、という声があればやりたいです。でも、ニーズがなくて、ただ『やりたい、やりたい』と言っても面倒くさいと思うので。我々は視聴者あっての仕事。相方のことは大好きだし、リスペクトもしている。それぞれいろんなジャンルで頑張っているので、できたらいいなと思いつつ、風の流れに任せたい。ここ1年くらい、今後の話はしていないですね。彼も(2024年4月に)結婚したり、いろいろ動きがあるわけで、若手の頃はコンビの仕事が主体だったので1年間の目標とかも立てながらやっていた時もありましたけど、お互いの生活、家族、仕事ができてからは空気を読みながらですね」
中田は、「1か月前に友人の結婚式で会いました。そこでお互いの近況報告をして、励まし合いました」と藤森との近況を明かしていた。
※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか