サカナクション山口一郎、病気復帰後初のライブが劇場公開「たくさんの方に助けてもらいました」
サカナクションが約2年ぶりに開催したアリーナツアーの劇場版『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』の初日舞台あいさつが29日、都内で開催され、メンバーである山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一が登壇した。
劇場版『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』の初日舞台あいさつ
サカナクションが約2年ぶりに開催したアリーナツアーの劇場版『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』の初日舞台あいさつが29日、都内で開催され、メンバーである山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一が登壇した。
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本作は、山口一郎(Vo/G)の体調不良によりライブ活動を休止していたサカナクションが、約2年ぶりに開催した“完全復活”を印象付けたライブを、5.1chサラウンド版、Dolby Atmos版という2つの音響形式で劇場公開。映像は、ツアーで総合演出を務めた田中裕介が担当し唯一無二のライブを、映画館の大スクリーンで堪能することができる。
全国76館でライブビューイングが行われた本イベント。登壇するなり山口は両手を広げてファンの声援に応える。
そして「僕が病気で2年間ライブや音楽活動ができず、サカナクションが中止していたので、それ以来のツアーなんです」と今回映像になったライブの意味をしみじみ語ると「心配な部分もありました。乗り越えるために、たくさんの方に助けてもらいながらツアーを行いました」と感謝を述べた。
続けて「今回のバンドのツアータイトルである“turn”というように、劇場公開されるということも含めて、僕らバンドにとってもターニングポイントになるツアーでした。それがたくさんの人にこうして劇場で見てもらえるというのはとてもうれしいです」と感無量な表情を浮かべていた。
今回の作品は、山口は制作に参加していなかったため「これまで僕は観ても聴いてもいないんです」とファンと同じく劇場で初めて作品を観るというと「皆さんと同じようにチケットを買って堪能したいと思います。すごくワクワクしています。特に田中裕介さんが編集を務めてくれたものが、劇場で公開されるというのが、とても重要だと思います」と楽しみを語っていた。
この映画は、ライブ鑑賞デーと、シネマ鑑賞デーという2つの見方が劇場によってできる。山口はライブビューイングを観ている人を含めて「来てくださってありがとうございます」と語ると「音楽はいろいろなコンテンツが増えてきています。映画館でライブを楽しめるようにもなりました。音響のテクノロジーも進化してきました。サカナクションは新しい音楽コンテンツを作ることをこれからも挑戦していきたいと思います」とメッセージを送った。