紅白初出場の新浜レオン、父は「は・か・た・の・しお」歌う歌手「家中、塩だらけ」
大みそかに放送されるNHK『第75回紅白歌合戦』で初出場を決めた演歌歌手の新浜レオンが25日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。とんねるず・木梨憲武プロデュースで、所ジョージが作詞・作曲を手掛けた『全てあげよう』を生披露した。
関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』に生出演
大みそかに放送されるNHK『第75回紅白歌合戦』で初出場を決めた演歌歌手の新浜レオンが25日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に生出演。とんねるず・木梨憲武プロデュースで、所ジョージが作詞・作曲を手掛けた『全てあげよう』を生披露した。
新浜は“ひざスライディング”で派手に登場。顔が似ていると評判のMC・青木源太アナウンサー、新浜とは故・西城秀樹さんファンで共通するハイヒール・リンゴらから歓迎された。
ドラマをきっかけに木梨のラジオに出演すると、木梨が西城さんの曲を歌う新浜の姿を見ていたといい、「“秀樹さんの曲、いつも歌ってるよね。まあ、オレの『ギャランドゥ』の方がうまいけどね”みたいな。そんなトークがあって、そのラジオに所ジョージさんもいらっしゃって、そこで(木梨が)“所さん、レオン君に秀樹さん風の曲作ってよ”っていうことを言っていただいたんです」と経緯を説明。
リンゴは「だからイントロの部分が秀樹の感じが出てんねや」と『ブーメランストリート』を思わせる入りに反応した。新浜は曲の完成について「ラジオに出てから2日後です。電話来て、木梨さんから『もう曲できたから。すごいいい曲できちゃったから、オレ歌っとくわ』って。『いや僕の、僕の』って言いながら、最初に歌ったのは実は木梨憲武さんで、木梨さんがデモみたいな感じで歌ってくださったのを僕が覚えたんで」とエピソードを披露。リンゴは「もしかして紅白、ノリさん乱入とかあるんじゃない?」と予想した。
青木アナから2人への紅白出場の報告を聞かれ、「もちろんです。やっぱり喜んでくださって」と返答。楽曲発表の段階から「紅白に出たい」と言い続け、木梨、所ともに応援してくれていたとした。大物が支える新浜だが、青木アナは「今回の出演を機に関西ではリンゴさんがバックについてくれます」と発言。リンゴは「ホンマに秀樹ファンですからね」と明かし、「(新浜は)秀樹の振り幅で一番、ここ(上)の世界観です。一番ここ(下)が『ブルースカイブルー』なんですよ。このどっちも行ってほしいですね」と熱弁した。
番組直前に木梨と電話で話したというリンゴが「言うてましたよ。“頑張レオンを多用しすぎや。記者会見で言ったら、シーンってなるやろう”って」と伝えると、新浜は「お疲レオン」「この空間、幸せあふレオン」「今日の天気、晴れ晴レオン」など「無限にある」というフレーズを紹介した。
“ひざスライディング”については、木梨から「“西城秀樹さんみたいに熱く歌うのは当たり前。レオンにしかできない何かをやんなきゃダメだな”とレコーディングのときに言われまして。木梨さんサッカーやってましたよね。サッカーのゴールパフォーマンスありますよね。そんなイメージでやれと。最初、冗談だと思ってたんですよ」と振り返った。青木アナは「極めてテレビ向きのいい技ですよね」と絶賛した。
野球少年という新浜は、本気で甲子園を目指していたという。リンゴから「甲子園をあきらめたときにやっぱり歌手って言うのはあった? 歌が好きだった?」と聞かれ、「実は僕の父親が演歌歌手(高城靖雄)なんですよ」と告白。リンゴが「知ってる。『は・か・た・の・しお』」と歌うと、青木アナは「あれ歌ってる人なんですか?」とびっくり。新浜が「僕の父が」と肯定すると、ほかの出演者も「えっ」と驚いた。新浜は「家中、塩だらけなんですよ。ホントに」と明かすと笑いが起こった。新浜は「そういう環境だったんで。演歌・歌謡は小さいころから」と話した。
その後、『全てあげよう』を生パフォーマンス。青木アナらとともにノリノリで見守ったリンゴが「ホンマに頑張レオンやわ」と声を掛けると、新浜は「やった~。リンゴさんから頑張レオン」と“レオン感激”だった。年末へ向け「感謝を込めて」と気合を入れた新浜は、「紅白に出ることがゴールじゃなくて、そこからがまたスタートの気持ちでやっていきたいと思います」と息の長い活躍を誓った。