コロナ禍で“バイト探し”意識に変化「長時間シフトは怖い」「できるだけ電車には乗りたくない」
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が30日、16~69歳の全国のアルバイト求職者1000人を対象に「2020年アルバイト求職意識1000人調査」(2020年6月24日~7月2日)として実施した、新型コロナウイルス禍におけるアルバイト求職者の意識変化についての調査結果を報告した。
コロナ禍のバイト探し「職場の安全」の重視度が高まる
多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が30日、16~69歳の全国のアルバイト求職者1000人を対象に「2020年アルバイト求職意識1000人調査」(2020年6月24日~7月2日)として実施した、新型コロナウイルス禍におけるアルバイト求職者の意識変化についての調査結果を報告した。
同研究機関は、アルバイトを探す際の重視項目を9つに分類し、経年でその重視度について調査を実施。その結果、2020年のアルバイト選択基準のトップ3は、「場所(通いやすい場所にある)」「安全(安心して働けそう)」「仕事・現実(自分でも働くことができそう)」と昨年同様の結果となった。
また今回は9つの重視項目で「コロナ禍でアルバイトを探す際に以前より重視するようになったか」と聞いたところ、「以前より重視するようになった」との回答は40.3%に上り、中でも「安全」の項目には、51.2%と過半数が「以前より重視」と回答。新型コロナがアルバイトを探す求職者の行動心理に少なからず影響を与えていることが分かった。
次のページへ (2/3)
「短時間志向」「近場志向」が高まる