劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』豪華声優陣が青春を追体験「JKらしい空気感が出た」
劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』の公開記念舞台あいさつが27日、都内の丸の内ピカデリーで行われ、雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、豪華声優陣が登壇した。
主題歌と挿入歌を歌うアイドルグループ・僕が見たかった青空も登壇
劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』の公開記念舞台あいさつが27日、都内の丸の内ピカデリーで行われ、雨宮天、伊藤美来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美、豪華声優陣が登壇した。
原作は、1995年に「坊っちゃん文学賞」大賞を受賞した傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』(敷村良子氏)。自然豊かな愛媛県松山市を舞台に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や、等身大の心のゆらぎをみずみずしく描く物語は、98年に田中麗奈主演で実写映画化され、ロングランヒットを遂げ、2005年にも鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化されている。
努力しても意味がないと冷めた日々を送る主人公・村上悦子役の雨宮は、全国公開を迎え「この作品は、見るごとに好きになっていく作品、見るたびに新しい発見があり、新しい感想が生まれていく作品だと思っています」と説明。「みなさんが見て感じたものを大切に周りの人と共有していただけたらうれしいです。特典も長すぎるくらいしっかり入っているので、そちらも楽しんで何度でも見てください」と笑顔でメッセージを送った。
注目ポイントを披露するトークセッションでは、クールで闘争心旺盛なお嬢様・井本真優美役の長谷川が、「キャラクターたちの掛け合いがすてき。5人がそろったとき、リアルに女子高生が5人で話していたらかぶっていくというのがリアルに表れている。JKらしい空気感が出たと思います」と言及。『ラブライブ』とのコラボイラストが紹介されると、同作に参加している鬼頭が公開中の『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会完結編 第1章』を宣伝しながら、「そんなに長くないので『がんばっていきまっしょい』と合わせて楽しんでください。公開中は劇場に行けば、青春が感じられる素晴らしい期間になっていますので、広めていただけたらうれしいです」とアピールした。
作品のヒットを願い、いつも仲間たちのことを支え続ける優しい少女・佐伯姫役の伊藤は、「青春の追体験をできるような作品になっています。今まで生きてきた中での思い出を振り返りながら楽しんでいただけたらうれしいです。何度でも見てもらえると、いろんな発見があると思います」とコメント。自分の気持ちに真っすぐで明るく元気な転校生・高橋梨衣奈役の高橋は「まだ公開してすぐなので、この作品が合いそうな方、思いつくオタクたちにご紹介していただけたら」と思いを伝えた。
舞台あいさつには、監督を務めた櫻木優平も登壇し、主題歌と挿入歌を歌うアイドルグループ「僕が見たかった青空」の安納蒼衣、金澤亜美、早崎すずき、八木仁愛、柳堀花怜、吉本此那が公開のお祝いに駆け付けた。
※早崎すずきの「崎」の正式表記はたつさき