日向坂46の四期生である正源司陽子が26日、都内で行われた青春映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』の公開記念舞台あいさつに、同じグループの藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花とともに登壇した。映画初出演にして初主演を飾った心境などを語った。

　アイドルデビューからわずか2年の四期生にとって、同作は映画初出演。演技初挑戦の11人がメインキャストとして抜てきされ、東京を訪れた修学旅行生を等身大に演じる。今年5月に発売されたシングル楽曲『君はハニーデュー』で単独センターを務め、最新シングル『絶対的第六感』では藤嶌とダブルセンターを務めるなど、次世代エースの呼び声高い正源司が主演を務める。

　全国150館で公開した同作について正源司は「無事に先日、公開日が迎えられて本当にうれしい。さっそくいろんなコンテンツを通して、皆様からの感想をいただいて、すごく温かい気持ちに包まれております。ありがとうございます」と感謝。

　続けて「昨日、大阪に舞台あいさつで行かせていただいた。地元の親友が、幼なじみが来てくれたみたいで、もう私、胸がいっぱいになっておりまして」と感激の体。「（現場では分からず、同親友から）あとでLINEが来て。『うわっ！　うれしい～！』と思って。感想もいっぱい送ってくれて、すごい幸せでした。『みんな、かわいかった』って書いてありました」と笑顔の花を咲かせた。

　また、地元・北海道へ舞台あいさつに行ったという藤蔦は「いろんな人が来てくれた」と言い、「おひさま（ファン呼称）の皆さんをはじめ、母や、お友達や、小学校の頃の担任の先生まで来てくれた」と告白。イベント司会から、担任の先生の名前をたずねられると、藤蔦は「秘密ですよ～！」と白い歯をこぼした。

　舞台あいさつには、熊切和嘉監督も出席した。同じ四期生の渡辺莉奈は、学業優先で欠席した。

　班長・池園（正源司）は、修学旅行で東京を満喫すべく完璧なスケジュールを立てるも11人全員がバラバラに。班員たちはそれぞれの思惑を秘め、東京重に散らばって……、というストーリーが展開される。