King & Princeの永瀬廉が15日、都内で行われた映画『ふれる。』の公開御礼舞台あいさつに登壇。主人公の青年3人を演じた永瀬、坂東龍汰、前田拳太郎が、それぞれの秋についてトークを繰り広げ、公開生アフレコを実施した。

　同作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』（2013年）、『心が叫びたがってるんだ。』（15年）、『空の青さを知る人よ』（19年）の“青春三部作”を手がけた長井監督によるオリジナル長編アニメーション映画。幼なじみとして育ち、東京・高田馬場のシェアハウスで暮らし始める20歳の小野田秋（永瀬）、祖父江諒（坂東）、井ノ原優太（前田）と、彼ら3人の心をつなぐ不思議な生き物「ふれる」をめぐる物語が展開される。

　上演後、感動の余韻に包まれた中で実施された舞台あいさつに3人が登場すると、会場から大きな拍手が包んだ。永瀬は本作の反響を聞かれ、「友達しかり、現場のメークさん、衣装さんチームで見に行ってくださったり。おもしろかったらしいです。ありがたい声をいっぱいいただいています」と笑顔を見せた。

　それぞれのキャラクターをまるで小さい頃からの親友のように演じ切った3人の絆を確かめるべく、長井龍雪監督からの質問に答えが一致するかフリップトークを実施。「○○の秋と言えば？」という質問が出ると、永瀬が「焼肉の秋」、坂東が「運動の秋」、前田が「プレゼントの秋」と答えがバラバラになる結果に。

　永瀬は「焼肉の秋」と答えた理由を「最近、秋になって焼肉を食べる機会が増えた。先週は週の半分焼肉を食べました」と説明。驚いた坂東と前田は「胃もたれはしないの？」と心配したが、永瀬は「一切カルビを食べないことにしている。今回の秋は焼肉に縁があるなと感じています」と明かし、食欲の秋を満喫しているようだった。

　今回の舞台あいさつでは、公開生アフレコも実施。劇中のワンシーンを完全再現すると、永瀬は「ファンの方の前でアフレコするのは新鮮でした。我々としても100点満点なんじゃないかと思っています」と喜んでいた。