タレントのデヴィ夫人が10日、都内で行われたカシオ計算機（以下、カシオ）のAIペットロボット「Moflin（モフリン）」新製品発表会に出席した。自身の”元気の源”などについて語った。

　84歳のデヴィ夫人は「私のところに9匹の犬がいる。私が朝コーヒーを飲む、新聞を広げる。その両側に、ソファにいてくれると『いい朝を迎えた』って元気になれます。で、夜眠るときも9匹のうち3匹だけ、ちょっとえこひいきしちゃって一緒に寝る。一匹が耳のほう、一匹が脇の下、一匹が足のほう、という感じで。もう……一番の癒やし。元気になれますね。これで一日が安らかに」とニッコリ。

　さらに「あと私のエネルギーは、すべて怒りから来ている。毎日、新聞広げて怒りに燃えてます。私を元気にしているのは怒り。私のエネルギーのもとも怒り」と発言。国際情勢や国内で多発する強盗殺人への怒りを示し、「あとね、女性週刊誌の皇室に対する書き方。怒りを感じます」と述べた。

　また、同席したお笑い芸人のひょうろくは、同じ質問に対して「納豆」と回答。味は「好きというほどではないんですけど、嫌いでもない」と言い、イベントの司会から朝のミッションとして食べているのか問われて「ミッションとまではいかないまでも、日常という形で」と述べた。

　カシオは11月7日より、AIペットロボット「Moflin（モフリン）」を発売。よく話しかける人を飼い主として認識し、なでる・抱きしめるなど飼い主が好む愛情表現も習得する。形成される個性は400万通り以上に及ぶという。メーカー希望小売価格は税込み5万9400円。10月10日より、カシオ公式ECサイトにて先行予約販売を開始した。