「これは欲しい」ベテラン業界人が思わず本音…駅前駐車場に激レアカー、経済人のGT-Rも
駅前の地下駐車場に豪華なレアカーが集結し、驚きを誘った。千葉・松戸の地域を盛り上げ、クルマ愛好家の親睦を深めるイベント『まつど クラシックカー・スポーツカーフェスティバル』が開幕。マニアが驚嘆する珍しい1台や、歴史的価値の高い名車など、約95台が参加。記念となる20回目の開催は大きな盛り上がりを見せている。
本物の米国パトカー&“ポルシェパトカー”にも仰天
駅前の地下駐車場に豪華なレアカーが集結し、驚きを誘った。千葉・松戸の地域を盛り上げ、クルマ愛好家の親睦を深めるイベント『まつど クラシックカー・スポーツカーフェスティバル』が開幕。マニアが驚嘆する珍しい1台や、歴史的価値の高い名車など、約95台が参加。記念となる20回目の開催は大きな盛り上がりを見せている。
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松戸駅西口地下駐車場のB1とB2を“貸し切り”で行われる恒例イベント。新型コロナウイルス禍の影響で一時中止を余儀なくされていたが、昨年から復活を遂げた。松戸市や昭和の杜博物館などの後援を受け、市民やファンから親しまれるカーフェスティバルとして知られている。
5日の初日。1953年式ベントレー Rタイプサルーンなどの旧車、ホンダNSXやサバンナRX-7といったスポーツカーに加えて、シザーズドアへの改造を遂げたトヨタ・セリカ、おなじみのスカイライン“GT-R軍団”、日本にたった1台の“ポルシェパトカー”など、独自オーラを放つ注目カーが勢ぞろいとなった。
とりわけ、83年式日産ダットサン・ブルーバード SSS-Sは、黄色と黒のボディーカラーが印象的。ベテラン自動車販売関係者は「このカラーリングで動く状態できれいに残っている。これは欲しい。びっくりしたよ」と舌を巻いた。
子どもたちの記念撮影スポットになったのが、本物の米国パトカーだ。オーナーは、松戸で特殊車両レンタル業『ジープカフェ東京』を経営する和田裕之さん。LA市警が実際に使っていた1987年式のシボレー・カプリスのパトカーで、「すごい!」「後部座席に乗せてもらっていいですか?」と家族連れが次々と和田さんに声をかけ、すっかり会場の人気者になった。
トヨタの名車もそろい踏み。87年式のマークII GTツインターボ(GX71型)は、ラジコンカーや掲載雑誌の切り抜きを飾り、雰囲気満点の展示だ。
男性オーナーは「僕が2人目のオーナーで、17年間乗っています。この角張ったデザインと、高級車だけど走りもいけるところ、5ナンバーのサイズ感も含めて気に入っています」とベタぼれ。「一生乗るつもりです!」と笑顔で語った。
有名ブランド企業の経済人が持っている注目車両も。ドラッグストア「マツモトキヨシ」グループを運営する株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの役員を務める松本貴志氏のスカイラインGT-Rだ。念願だった「憧れのクルマ」だといい、クールな輝きを放っていた。
まるで旧車・スポーツ界の博物館のような空間が広がり、多くの来場者がカメラに収めていた。同イベントは6日も開催予定(午前11時から)で、さらに貴重車も集まり、約115台がエントリーしているという。