米大リーグ、ドジャース・大谷翔平のそっくりさんタレントで“大谷似翔平”ことモデルの井手口佳暉が4日、MBS『よんチャンTV』（月～金曜午後3時40分）に生出演した。ド軍のユニホーム姿で登場すると、あまりの顔の激似ぶりに同局・前田春香アナウンサーが「すごい!」、フリーの山本浩之アナも「似てる！」と仰天。元体操選手の田中理恵氏はしばらく口が開いたままになるほどだった。

　番組では、渡米7年目の大谷が初出場するプレーオフについて解説。彩りを添えた似翔平は、しゃべり方や高めの声も研究していた。進行した同局・大吉洋平アナから「意識されてる？　目の動きなども」と言われ、「ま、そうですね」と返答。その後も「ま、もちろん」などセンテンスを短く区切って返し、スタジオを沸かせた。

　山本アナが「これでご飯を食べてはるんですか？」と聞くと、「ま、そうですね。少し」。「引っ張りだこですよね？」と被せると、「そうですね。最近ちょっとずつ増えてきたかなと思います」と返した。

　似翔平は兵庫県出身で、普段はカメラマン、モデル、俳優などの活動をしていると紹介された。大吉アナから「どれで一番活躍をされたいんですか」と問われると、「ま、俳優をやってみたいなと思います」と希望を明かした。野球経験はなく、バスケット、ボクシングを経験したとした。昨年のWBC開幕の頃からものまねを始めたという。

　似翔平はプレーオフについて「ま、そうですね。アメリカでの一番、つまり“世界一”を決める戦いです」と説明の前振りをした。WBC優勝とワールドシリーズ制覇の比較を聞かれ、「ま、そうですね。全力で（ワールドシリーズ）優勝を目指すのみなんですけど、やっぱり、優勝できたら、WBCよりうれしいかなと思います」と本人に代わってコメント。優勝した場合のうれしさを具体的な数字で聞かれ「50倍ぐらいですかね」と勝手に口にした。

　ジャーナリストの武田一顕氏から「大谷さんのものまねってあんまり今いない。どこか難しいとこあるんですか」と尋ねられると、「ま、やっぱりあの、異次元の能力ということで、やっぱり、皆さんまねするのは恐れ多いってとこがあるんじゃないかなと思います」と返していた。