エフエム東京社長、不適切な言動で辞任「混乱、人材流出、モチベーションダウンなどをもたらした」

エフエム東京は26日、黒坂修代表取締役社長が不適切な言動による社内的混乱、人材の流出、社内モチベーションダウンなどをもたらした責任を明確にするため、引責辞任すると発表した。後任の社長は唐島夏生代表取締役会長が務め、黒坂氏は代表権のない取締役会長に就く。いずれも10月1日付としている。

(写真はイメージ)【写真:写真AC】
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10月1日付で代表権のない取締役会長に

 エフエム東京は26日、黒坂修代表取締役社長が不適切な言動による社内的混乱、人材の流出、社内モチベーションダウンなどをもたらした責任を明確にするため、引責辞任すると発表した。後任の社長は唐島夏生代表取締役会長が務め、黒坂氏は代表権のない取締役会長に就く。いずれも10月1日付としている。

 同局は公式サイトで「当社経営体制一部の件」と題し、異例の人事を発表をした。

「2024年10月1日付けで経営体制の一部を以下の通り変更いたします。当社では、本年6月から8月にかけ、黒坂代表取締役社長の不適切な言動に対する内部通報を複数件受信、常勤監査役による実態調査を行ってきました。本日開催の取締役会にて調査報告を行いましたが、それに先立ち黒坂社長より、代表職および社長職に関する辞意が表明されました。これを受け、以下の通り、経営体制の一部変更を本日開催の取締役会にて決議しましたので、お知らせします」

 同局は、黒坂氏の月額報酬の一部を8か月削減、唐島氏についても「混乱などを未然に防げなかった責任」から、同3か月を削減するとしている。

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