板垣李光人、初の個展開催にドキドキと不安「初心思い出した」

俳優・板垣李光人が26日、東京・渋谷PARCOの「GALLERY X BY PARCO」にて、個展「愛と渇きと。」の開催前日に報道陣の囲み取材に応じた。開催前の心境などを語った。

囲み取材に応じた板垣李光人【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に応じた板垣李光人【写真:ENCOUNT編集部】

個展「愛と渇きと。」の開催前日、囲み取材で心境明かす

 俳優・板垣李光人が26日、東京・渋谷PARCOの「GALLERY X BY PARCO」にて、個展「愛と渇きと。」の開催前日に報道陣の囲み取材に応じた。開催前の心境などを語った。

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 同展は、板垣の初となる個展。以前から描いていたデジタルイラストに加え、映画『ブルーピリオド』(2024年)への出演をきっかけに取り組み始めた油絵を組み合わせた複合的なキャンバスアートを中心に展開。「渇愛(かつあい)」をテーマに、板垣自身の手によって新たに制作されたキャンバス作品の展示を行う。

 個展の初開催にあたって板垣は「役者として、映画とかドラマとか、自分の出ている(映像)作品を見るのは最近やっと慣れてきたんですけど、今回、絵は初めてなので、(自身が出演した映像作品を初めて見たときに感じた)そのときの最初の緊張感と言いますか、すごいドキドキしたものを今すごく抱えていて、なんか初心を思い出した。そんな心境です」と胸中を吐露。「来てくださるお客様がどう見てくれるかな、と楽しみでもありながら、ドキドキと不安があります」と述べた。

 4、5か月費やして手がけたというお気に入りの作品『華』に言及。制作過程について解説した上で「すごく自分らしい。自分を表している作品」と評価。「肩と首を痛めながら作った作品。そういった意味でも思い出深い」とほほ笑んだ。

 絵画にまつわる自身の原体験について問われて「小さい頃の話で言うと、ティム・バートンの映画がすごい好きだった。彼の映画は小さい頃からずっと見ていた。ビジュアル的な面でもそうですけど、綺麗なところだけじゃないものまで描いているのが好きだった。それは、自分が役者として好きな芝居、こういう好きな絵にも通じて来るかな」と語った。

 同展は他にも、板垣の撮り下ろし写真を使用したグッズの販売、在廊イベントを開催。渋谷PARCOでは10月7日まで開催し、その後は名古屋、大阪で巡回開催する予定。

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