井上祐貴、『虎に翼』で伊藤沙莉や岡田将生と共演「大きな財産」 次は「レギュラーとしてメインで」
俳優の井上祐貴が15日、都内で行われた2025年カレンダー発売記念イベント取材会に出席し、現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』出演で得たことなどを語った。
岡田将生演じる星航一の息子・星朋一役で注目
俳優の井上祐貴が15日、都内で行われた2025年カレンダー発売記念イベント取材会に出席し、現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』出演で得たことなどを語った。
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井上と言えば、2019年放送の特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』でテレビドラマ初主演を果たした後も、数々の映画やドラマに出演。現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」では、岡田将生演じる星航一の息子・星朋一役として出演して注目を集めている。この日放送の『虎に翼』では、朋一が最高裁事務総局から家庭裁判所への異動が決まったという衝撃的な展開で物語が終了したが、井上は取材会に六法全書を持って登場。
井上は「上半期は速かったですね」と笑うと「僕の目標の一つであった朝ドラ出演できたことは一番大きかった」と振り返り「その目標が達成できたことは自分の自信になりましたし、次の目標もできました。朝ドラ、大河と出演させていただき、その延長という意味では、レギュラーとしてメインで出演できるようになりたいです」と語る。
さらに井上は撮影について「役作りが難しいというよりも、星家という空間に朋一としていることが難しい。脚本はすごく読みやすくて理解しやすいのですが、星家がどんどん闇落ちして悪い空気になるなか、その場にどういるべきかを考えるのが大変でした。でもそれは正解だと思っていて、いい意味でかき乱されていろいろな感情になれた刺激的な2か月でした」と感想を述べる。
劇中では、伊藤沙莉演じる寅子や、岡田演じる航一と対峙するシーンが多い。井上は「伊藤さんは『はて?』、岡田さんは『なるほど』というセリフの使い分けで物語を進めていくのですが、すべてが伝わる。そんな方々とご一緒できたのは僕のなかでは大きな財産でした」と刺激を受けたことを明かしていた。
本カレンダーは、日常感ではなく、作品性を意識しエスニックな雰囲気の装いやグリッターを用いたファッショナブルなメイクにも挑戦した井上。出来上がった作品に対して「これまでのカレンダーは日常の切り取りで『何かをしている井上祐貴』だったのですが、今回は作品風なイメージを意識しました。こだわったのは色。いろいろなカットも色をベースに構成して、衣装なども選んでいきました。表紙も強い緑を持ってきている。新しい一面が見せられるのではないかなと思います」と自信をのぞかせていた。