神木隆之介、日曜劇場で一人二役に挑戦…誠実な男性とホスト役 宮本信子の出演も決定
俳優の神木隆之介が主演を務める10月スタートのTBS系連続ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(日曜午後9時)に俳優の宮本信子が出演することが8日に発表された。また同作で神木にとってドラマ初の一人二役を演じることも分かった。
10月スタートのTBS系連続ドラマ『海に眠るダイヤモンド』
俳優の神木隆之介が主演を務める10月スタートのTBS系連続ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(日曜午後9時)に俳優の宮本信子が出演することが8日に発表された。また同作で神木にとってドラマ初の一人二役を演じることも分かった。
『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(20年)など数々のヒット作を生んだ、脚本・野木亜紀子氏×監督・塚原あゆ子氏×プロデューサー・新井順子氏という強力チームが再集結した同作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなる。
主演は民放連続ドラマでの主演は13年ぶり、日曜劇場初主演の神木。端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るく真っすぐな主人公・鉄平を演じる。さらに、鉄平の良き理解者である兄・進平を斎藤工、鉄平に思いを寄せる食堂の看板娘・朝子を杉咲花、端島に突然現れた謎の女性・リナを池田エライザ、鉄平の親友でありライバルである賢将を清水尋也、ある過去を抱える自由奔放な鷹羽鉱業職員の娘・百合子を土屋太鳳が演じ、國村隼・沢村一樹・中嶋朋子・山本未來・さだまさしといった実力派俳優陣の出演も決定している。
このたび、現代の東京で登場する謎の婦人・いづみ役として宮本の出演が決定した。ホストの玲央に声をかけ、突然長崎へ連れていくなど謎多き行動で物語をかきまわしていく存在だ。宮本が日曜劇場に出演するのは、『この世界の片隅に』(18年)以来6年ぶり。
さらに、主演・神木がドラマで初の一人二役を演じることも決定した。神木が主人公・鉄平と共に演じるのは、現代の東京に生きるもう一人の主人公・ホストの玲央。夢も希望もやる気もなく、抜け出せない日々のなかで自分をすり減らしながら生きている青年だ。高度経済成長期の長崎県・端島で生きる誠実で真っすぐな鉄平と、現代の東京に生きる無気力で刹那的な玲央という正反対の2人を演じることとなる。
なお、神木と宮本は共にNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』(07年)に出演しているが、本格的な共演は今回が初となった。