ごみ清掃のプロ、「マシンガンズ」滝沢秀一伝授! コロナをばらまかないごみの出し方
8年前にごみ回収会社に就職し、2年前、エッセイ本「このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景」(白夜書房)がベストセラーになったお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん(43)。7月には漫画「ゴミ清掃員の日常 ミライ編」(講談社)、絵本「ゴミはボクらのたからもの」(幻冬舎)を出版するなど、すっかりごみ清掃員の“顔”になっている。そんな滝沢さんにウイルス対策のためのごみの出し方を聞いた。
ポイントはウイルスをごみ袋に閉じ込めること
8年前にごみ回収会社に就職し、2年前、エッセイ本「このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景」(白夜書房)がベストセラーになったお笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん(43)。7月には漫画「ゴミ清掃員の日常 ミライ編」(講談社)、絵本「ゴミはボクらのたからもの」(幻冬舎)を出版するなど、すっかりごみ清掃員の“顔”になっている。そんな滝沢さんにウイルス対策のためのごみの出し方を聞いた。
ウイルス対策としては、ごみ袋の口はきっちり縛る、袋は8割ぐらいまでにしてパンパンまで入れない、ちゃんと分別する――この3つを守ってほしいですね。
要はウイルスをごみ袋に封じ込めて、外へ出ないようにするためです。袋にパンパンに入れない方がいいのは、パンパンに入れているとごみ回収車に放り込んで回転板に触れると破れたり、はじけたりしてしまい、中に入っているものが飛び出してしまうから。ウイルスがいたら飛び出してきますから。
ちゃんと分別すると良いのは、分別せずに燃えるごみの中に瓶や缶を入れていたら、ボクら作業員はその場で開けて瓶や缶を取り出し、回収せずに置いて行かなくてはいけないからです。ごみ袋を開けたら、ウイルスが飛び出してくるかもしれませんから危険ですよね。この外出期間中はちゃんと分別してくれないと、ボクは正直、非常に腹立たしかったです。瓶や缶をごみ袋の中のほうにこっそり入れておいても、持った瞬間に分かりますから。お願いしますね。