石田純一、生前葬実施 棺桶の中からタキシード姿で登場 理子夫人も出席「私にとっては生涯の反面教師です」
俳優の石田純一が28日、東京ビッグサイトで行われている「第10回エンディング産業展」内で行われた「生前葬イベント」に、妻である元プロゴルファーでタレントの東尾理子と共に出席した。
「もちろん棺桶に入ったのは初めてでした」
俳優の石田純一が28日、東京ビッグサイトで行われている「第10回エンディング産業展」内で行われた「生前葬イベント」に、妻である元プロゴルファーでタレントの東尾理子と共に出席した。
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存命中に自分自身の葬儀を執り行う生前葬を行った石田。自身の人生をつづるメモリアルムービー放映後、石田は棺桶の中に入った状態で運ばれてくる。棺が空くと同時に、タキシード姿の石田が登場すると、その後は石田の友人からのビデオレターが放映された。
さらに理子夫人が登場し「石田純一にはたくさんの家族がありました。家族の中心でいようとしていましたが、いつも私たちに迷惑をかけ、導くどころか困らされていました。都知事選出馬騒動や、コロナ禍での迷惑など、私にとっては生涯の反面教師です。とはいえ家族にとっての彼の役割は計り知れない存在です」とユーモアにあふれた弔辞を読む。
生前葬を行った石田は「ようこそ、生前葬へお越しくださりありがとうございます」とあいさつすると「何度かそういう危機はありましたが、もちろん棺桶に入ったのは初めてでした。生前葬は自分も参加できるというメリットがあります。ある程度元気で意識や言動がしっかりしているうちにお会いできてお礼ができるということがいい」と意義を述べていた。
「エンディング産業展」は、葬儀・埋葬・供養・相続など、終活産業に関わる企業が一堂に会する日本最大の専門展。
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【写真】若かりし頃の写真が飾られた会場