ABEMA連ドラ『透明なわたしたち』主題歌は幾田りらの書き下ろし 福原遥主演の社会派群像サスペンス

俳優の福原遥が主演を務めるABEMA連続ドラマ『透明なわたしたち』(9月16日午後11時配信開始)の主題歌が幾田りらの書き下ろし楽曲『Sign』に決定したことが21日に分かった。

幾田りらがABEMA連続ドラマ『透明なわたしたち』の主題歌を担当する【写真:(C)AbemaTV,Inc.】
幾田りらがABEMA連続ドラマ『透明なわたしたち』の主題歌を担当する【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

本作のために書き下ろされた最新楽曲

 俳優の福原遥が主演を務めるABEMA連続ドラマ『透明なわたしたち』(9月16日午後11時配信開始)の主題歌が幾田りらの書き下ろし楽曲『Sign』に決定したことが21日に分かった。

 本作は、映画『Winny』『ぜんぶ、ボクのせい』の松本優作が脚本と監督を務め、映画『ヤクザと家族 The Family』『正体』を手掛ける藤井道人がプロデュースする、ABEMAオリジナル連続ドラマ。社会派の作品を多く扱う2人の監督が、完全オリジナル脚本にてドラマを制作。主演の福原を中心に、「どこか居場所がないと感じてしまう20代の若者の“今”を切り取る作品」というテーマに共感した、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈らによる東京と富山を舞台とした社会派群像サスペンスとなっている。

 福原演じる週刊誌ゴシップライターの碧(あおい)が、2024年渋谷で起こった身元不明の青年による凶悪事件の犯人が高校の同級生ではないかと気付き、高校時代を回想しながら、真相を追いかけていく。

 主題歌に決定した『Sign』は、本作のために書き下ろされた幾田の最新楽曲となる。「なみなみのグラス 今にもあふれる」「どこへ向かう? どこへ帰る? 透明なわたしを 誰も見つけられない」と歌詞にあるように、本作が描く、現代の若者たちの感じる「居場所のなさ」や「孤独」といった心情を、スローテンポのしっとりとした曲調にのせて表現した。本作と主題歌がぴったり重なり、ドラマの世界観に華を添える。

 また、番組予告映像も初公開。碧の「もし、あの時あなたに気づけていたら……」の言葉とともに、交錯する過去と現在の事件を、主題歌『Sign』にのせて描いている。

 さらに、主題歌発表に伴い、メインキャスト5人のソロビジュアルも公開。「なにも見えてなかった」「私以外、みんな幸せにみえた」など、心に奥底に仕舞いこんでいた本心と、その感情が垣間見える表情を浮かべた5人の姿が。

 以下は、幾田のコメント。

「主題歌として『Sign』という曲を書かせていただきました。ドラマの脚本と実際の映像を拝見して、碧たちが事件を通して抱える葛藤や行き場のない苛立ち、そこから彼らが導き出していく思いに触れ、近い世代でもある私自身のリアルと重ね合わせながら、心とリンクしたものを楽曲にしたいと考えました。一人一人に正義があり、ときに間違いながら、何者かになろうと必死にもがき探し続ける。この『Sign』という曲が、回を追うごとに彼らと一緒に成長していける楽曲になれたらうれしいです。よろしくお願いします」

次のページへ (2/3) 【写真】解禁されたメインキャスト5人のソロビジュアル
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