週刊少年ジャンプ（集英社）にて連載中の『呪術廻戦』が2024年44号（9月30日発売）にて完結することが19日、明らかになった。ジャンプ公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて発表された。

　同YouTubeチャンネルの中で新たに配信開始となるミニ情報番組「ジャンプPRESS」の中で、残り5話での完結が明らかに。作者の芥見下々氏は「あと5回で物語が終わります。自分の望んだ形で物語を締めくくることができるのは、ひとえに読者の皆様のご支援とご協力のおかげです。ありがとーう!!　『呪術廻戦』を支えてくれた、できるだけ多くの人達が納得できる（多分）ような最終回を鋭意制作中です。それでは皆さん!!　平にご容赦下さい!!」とコメントした。

『呪術廻戦』は2018年に連載開始。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いたダークファンタジー・バトル漫画として人気を博し、コミックスは既刊27巻。20年には第1期、23年には第2期がアニメ化された。21年12月24日には『劇場版 呪術廻戦 0』が公開された。

　また世界的に人気を集める『HUNTER×HUNTER』（冨樫義博・著）が週刊少年ジャンプ2024年45号（10月7日発売）より、最新話を掲載することも明らかに。掲載は22年12月26日発売の同誌23年4・5号以来、 実に1年9ヶ月ぶりの連載再開となる。9月4日には最新コミックス38巻の発売も決定。その書影が「ジャンプPRESS」にて初公開となった。

　そしてバトルを題材にした新たな漫画賞「ジャンプ次世代バトル漫画賞」開催の決定。久保帯人氏、堀越耕平氏、田畠裕基氏、芥見下々氏と、豪華な4人の審査員が集結した。応募期間は2024年10月1日から2025年1月20日。佳作以上の受賞者には、将来「週刊少年ジャンプ」にて連載を勝ち取り、コミックスを発売する際には、4人の審査員の中から1人を選んで帯に推薦コメントがもらえるという特典が与えられる。さらに、審査員のひとりである堀越耕平氏が、本賞の開催を祝して、審査員4人それぞれの代表作の主人公を描きおろしたイラストを公開する。